高澤鱚介 Sea Side Blog

投げ釣り研究家

2017年03月06日(月)

ワカメカップ・かわはぎ釣り大会 [船釣りを楽しむ]

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曇りのち,晴れ!

 昨日、三浦半島小網代湾「丸十丸」で行われたカワハギ釣り大会「第1回ワカメカップ杯」に参加した。
 総勢40数名だったが、我が同行は師匠の久保秀一さん、スピニングカワハギ釣り元祖の村越正海さん、投げ釣り後輩の角田清志さん・・。
 
 3船に分かれ、小網代沖から城ケ島近くの水深20〜50メートルを狙った釣りである。水温が下がり今季終盤での釣りで、喰いは落ちているから厳しい釣りとなる。・・とのことだった。

 釣り始めたが確かに食いは悪い。・・・が、船客からヤッターとか、出たよ出始めたよ!とか、裕二船長の声も聞こえていた。
 ・・・だが、左舷ミヨシに位置した小生にはさっぱり来ない。兎も角ダメ。・・時折、喰って来るのはカサゴとかベラなど外道ばかりだ。

 兎も角、アタリも無いし釣れもしない。何と、午前中釣れたのは中っパがたった1尾のみ・・。後から聞いたが、この状態を見た船長が心配してくれて居たとのことだった。

 釣れない原因と考えられるのは一つだけ考えられるが・・・。この日、リールを新しいものに変えたのだ。
 これまで使っていたスピニングリールは2台とも磯釣りで使うレバー付きの2000番台で、ギアー比が1:6.2とか1:6.8とかの高速回転のモノだった。これでの問題は、大型が掛った時にハンドルが回らなくなってしまうのだ。
 
 そこを何とか軽く巻き上げられるようにと、思い切り3000番でギアー比も1:4.6と低いものに変えたのである。・・・でも、これが釣れない原因や理由になるのだろうか? ・・どうも、そうでは無い! ・・・一言で云うなら、下手くそなのだろう!! ・・そう言わざるを得ない気持ちだった。

 仕掛けが悪いのか、ハリが大きすぎるのか、底を這わせた釣りではダメなのか・・・など等の迷いが続く。ならば、何処を変えるべきなのか? 一層のこと、全部変えてしまおうか?・・何度も、何度もずっと考えてしまった。・・・多分、こうした時の我が情けない顔は見られたものでは無かったろう・・・。

 しかし、今日の大会は大型3尾の重量勝負で決まる。だから、最後の最後まで、最近実績のある釣り方、自分流の釣りを貫かなければと頑張り続けたのである。

 そして、我慢と苦渋が続く中、いきなり幸運が舞い降りてきた!! 終盤近く少し浅場に移動した時だった。・・・ガクガク!ガックン!!と来たのである! 

 新しいリール効果は顕著だ! 暴れるカワハギの抵抗に何んら抵抗も無くハンドルは廻り、透明感のある水面にゆっくりと上がってきた。・・多分、26p位だろう。
 続いて、18p位が2尾。更に、この日の大物賞となった27.4pの大物が来たのである。ほんの僅かな時間の中であった。審査に出せる数も型も揃ったのだ・・。

 村越正海さん曰く、効率の良い釣り方ですね〜!!っと。 
 ・・・おかしなもので、釣れなかった長い時間の悩みはスッと消えてしまったから現金なものだ!!

 午後2時、沖上がり。・・陸に上がって検量の後、表彰式が・・。 優勝は、最後の一投に気合を入れて釣った大物が功を成した村越正海さん。小生は、大物賞と4位(船中2位)といった嬉しい成績だった。
 
 ・・・大会の冠となっている網代湾の獲りたてワカメを沢山いただき帰路に着いた。

 実は小生、カワハギは真冬が旬で盛期も当然冬だと思って居た。・・自分の投げキスのオフをカワハギに被せ、勝手にそう思っていたようである。
 帰りの車中正海さんから、長島満水さんから始まったカワハギ釣りの近代史を聞いて知ったのだが、当地のカワハギの盛期は9月ごろから始まり、水温が下がった2〜3月頃もっとも下火になる。シロギスと同じように桜の咲く4月頃から、水温上昇に合わせて釣れ始まる。・・・そんなふうに、一年を通してターゲットにできる釣りなのだそうな!!
 
 また、カワハギのエサはアサリのみだと思って居たのだが、カワハギ釣りが盛んになった理由の一つに、アサリがエサとして通年、何時でも大量格安に入手出来たと言う時代的背景があって、今でもカワハギ釣りの代表格としてのエサと位置付いた。
 イソメ類でもアオヤギなどの貝類でも釣れ、時期、時期によって、アサリ以外でも特エサになるものはいっぱいあると聞いた。


 まあ、そんなこともあって、今シーズン、後1〜2回はやりたいと思って居たのだが、もう直ぐ先にカワハギの新シーズンが始まる。
 ならば、これからは投げキスの合間に、時折はカワハギ狙いも良いではないか!! そんな思いを新たに感じた今回の釣行であった・・。

 

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正海さん逆転の一尾

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今日の仲間3人です


Posted by 高澤鱚介 at 08時01分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2017年02月14日(火)

三浦半島・小網代のカワハギ [船釣りを楽しむ]

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久保師匠の笑み!!

 2週続けてカワハギ釣りのチャンスに恵まれた。昨日の今日、師匠の久保さんから小網代のカワハギに行くがどうか?との誘い、・・・この日も、二つ返事で決めてしまった。

 実は、先の烏帽子岩周辺のカワハギ釣りで反省したこと、学んだことを実戦で試したかったのだ。

 小生、以前はカワハギ釣りでは一般的なベイトリールを使っていたが、どうも馴染めないでいた。・・3年ほど前、村越正海さんのスピニング・カワハギに魅せられ、今はこれが自分流の道具となり、釣りとなっている。
 
 竿は、横浜竿の汐よしさんに特注で造ってもらったスピニング用の和竿・・。それにスピニングリールは、ルアーなどに使われるモノと違う「磯」で使われるレバー付きタイプである。
 ただし、そのものはレバー部分が長すぎ使いづらいので短く切ってしまった。これにより、自分なりの中オモリの上げ下げ、誘いなどがスムーズにできるようになった。

 さらに、ライン(道糸)はPE1号を使っていたが、今日から8本撚の2号と太くし、リーダーは無くした。また、オモリは木綿糸で結び、根掛った時に少し力を加えれば切れるように、いわゆる捨てオモリを覚悟したのだ。
 
 言うなれば、カワハギ釣りは根掛りとの戦いでもある。・・・小生はどうも人と比べてトロイのか、良く根掛りしリーダから切れてしまったり、仕掛けやオモリが根に取られる確率が高い。・・・まあ、そんなことで根掛り対策を万全に考えた装置で固め、愁いを無くした釣りをしたかったのである。
 
 小菅裕二船長が言うには、今日は昨日までと違って急に水温が下がり15℃台。だから、食いも極端に悪くなった。・・・確かに食いは良くない。でも、そうは言いつつも、どうしたものか小生は順調??に滑り出すことが出来た。

 新米が何をか言わんや!・・であろうが、そろそろ自分なりに納得できる釣りがしたい。・・・実はもう一つ、烏帽子岩周辺の釣りで学んだと言うか、確認した釣りに専念してみたのである。
 一言で云うと、底にエサを這わせ、そのまま暫しほって置き、ゆっくりと優しく中オモリを上げ、そっとアタリを聞くように誘ってみるのである。
 
 どうやら、これが自分の性にあったのだろう。竿頭の久保秀一師匠の19尾(今季の最低記録だそうな)に次ぐ、15尾は大出来だ。・・この日は、最後まで自分なりの釣りを通すことが出来た。・・敢えて言わせて頂くのなら「敢闘賞」だと思う・・。
  
 以前から、カワハギ釣りには一つ自信が持てなかったが、この連荘の釣りで、どうやら面白さが分かってきたような気がする。
 ・・それは甘い、マダマダ波があるはずだ! 浮き沈みしながら少しだけ上手になってゆく!! 生涯答えが出せないのがカワハギ釣りの奥義だ!!!
              などと、何処からかそんな声が聞こえもするが・・・。

 

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裕二船長

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小生です


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和竿と竿置き

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レバー付きスピニング


Posted by 高澤鱚介 at 17時53分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2017年02月10日(金)

烏帽子岩周りのカワハギ [船釣りを楽しむ]

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佐藤さんの26,23p!!

 茅ケ崎沖右ヱ門丸の木村英雄社長さんとは、神奈川県栽培漁業協会の評議員としてご一緒させて頂いている間柄である。
 沖右ヱ門丸には、以前から船キスでお世話になっているが、そろそろ終盤のカワハギ釣りに来ませんか!!・・そんな誘いを受けていた。

 この季、浜からのシロギスは釣れずで、ならば船キスをやろうと思って居たのだが、今、その船ですら釣れず、行きつけの船宿はどこもキス船を出していない。

 こんな中、一昨日、久し振りに休暇が取れたので近場の茅ケ崎からカワハギに行かれませんか?と・・投げ釣り仲間の佐藤正美さんからのメールが入った。

 天候が危ぶまれたが、これぞ天からの声!二つ返事で決めてしまったのである。・・直ぐに船宿に「生のアサリ餌」を予約、今日行ってきた・・・。


 全国的に天候はすぐれず、大雪警報すら出されている地方もあったが、ここ湘南だけは恵まれ、穏やかであった。寒く曇り空だが、風も無い。多少風は出ようが荒れることもなさそうで、十分釣りは出来るとみた。
 
 午前7時、乗合の28号船は10人ほどのベテランさん達を乗せ茅ケ崎漁港から出発した・・・。

 先ずは烏帽子岩の少し沖、カワハギは意外と浅場に居た。立ちは30メートル前後である・・、入れて間もなく小さいが元気のよいヤツが来た!
 
 陽の当る右舷席は先客に取られ、日陰の左舷には佐藤さんと二人だけだ!・・・でも静かだし、マツることも無い。・・・寒さ対策はしっかりとしてきたから、全く問題は無かった。

 喰いは決して良くは無いが、浅場のエキスパートと云われる中村啓明船長は、釣り客の掛り具合を観つつ、盛んに釣り場を替え探ってくれた。

 茅ケ崎からのカワハギ船は、烏帽子岩周辺だけでは無く、江の島周辺から鎌倉沖にまで足を延ばす。今日も腰越付近まで探ってくれたが、結果から見ると、一番釣れたのは烏帽子から江の島の間だった。

 佐藤さんと二人の釣果は確か28尾・・。三浦と比べるとやや小振りだったが、25センチ以上が5尾ほど釣れ、この日の釣りは十分に満足できるものだった・・。
 
 三浦方面は未だに大漁?が続いているようだが、近場にあっても十分カワハギ釣りを楽しむことが出来る。・・・そんなことを改めて知った今日の釣りだった。
 
 因みに、午後2;00沖上がり、2;10茅ケ崎港帰着、2:20分船宿出発、2:30我が家に帰着。・・こんな具合だった!
 
 更に、既に料理も終え、これから夕食に向けカワハギの薄造りを皿に並べ、キモ和えで、美味しい日本酒「麒麟山」で一杯やろうと思って居る!・・・釣り人の特権とは言え、こんな贅沢をして良いのだろうか? ・・ただ、ただ、天に向かって感謝するのみである!!!


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小生の26,25cm!

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鱚介の船小物用竿置き


Posted by 高澤鱚介 at 15時46分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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プロフィール

高澤鱚介

高澤鱚介 (本名:高見澤 佑介)
 1941年東京に生まれ神奈川県の相模湾に面した二宮町に育つ。少年時代に竹サオに木リールでシロギス釣りの基本を覚え、以来、変遷する最先端の投げ釣り界で過ごす。「高澤鱚介」の名で長らく釣り誌等に執筆、NHK・TV等の釣り番組にも出演。昔日のオリムピック釣具のテスターとして、また、全国の釣り場環境保全に取り組むNPO法人イエローガイズ専務理事として長年に渡り活躍。現在、公益財団法人神奈川県栽培漁業協会の評議委員、全国釣り団体協議会の公認フィッシングマスター。さらに、釣り団体が主催する釣り行事や各地で開かれる釣りクラブの懇親会等に参加するなど、シロギスを求め全国を行脚中。同時に、近時は船のシロギス、カワハギ釣りにも挑戦中。一方、本物の釣り道具を伝承すべく「鱚介オリジナル工房」を主宰、鱚介テンビン「真打ち」や、ウッドシンカー「SMABS」、多連仕掛け巻き、オリジナル竿立て等々の名品を手がける。(神奈川県平塚市在住)

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