高澤鱚介 Sea Side Blog

投げ釣り研究家

2012年06月20日(水)

平塚海岸 美しい砂浜を土石で埋め立て−10 [砂浜を歩くと・・・]

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容赦なく大波が削り始めた

 台風4号が、遂に、養浜事業の美名で構築したゴロタと泥土で造った堤を崩し始めた。
 工事後、表層土は、雨で洗われ表面的には砂で盛られた様相を見せていたが、そこにはアシやススキなどの雑草が茂り、遠方からも異質な風景を作り出していた。

 こうしたさ中、地元の太陽中学校では、海岸にハマヒルガオなどの海浜性植物を増やすべく、学生らが皆で苗の植え込み作業を行ったと聞く。・・・こことは地続きの東の海岸で・・・。

 この矛盾は一体何なのか?一方では、それも行政自らが美しい砂浜の破壊を、公共事業の名のもとに公然と行っているのである。これまでと同じように、砂を持って土手を築けば、今では立派な海浜性植物はよみがえり、そろそろウミガメの産卵もある筈だ・・・・。

 小生のこのブログでの指摘もあって、県(平塚土木事務所)は、埋め立てた中から大きなゴロタ石だけは取り除いたが、海や砂浜を汚すドロはそのまま放置されていた。
 何度も何度も、このことに対し指摘し改善を求めたが、一向に理解できる回答もそれ以上の工事も行われなかった。

 それが今回の台風4号によって無残にも崩れ始め、海を濁らせ海浜にドロや石をまき散らせている。波で削られた土堤は、まるでグランドキャニオンのような様相をした急崖状の土堤となって、人への危険をさらけ出している。
 
 取りきれなかったゴロタ石は散乱し、雑草や雑草の根が砂浜に流れ出し、泥土は河川からの泥水と一体となって海を濁らせている。

 県は「今後、養浜材(特に細粒分)による海浜の粒度構成の変化などを追跡調査し、これからの養浜材としての活用に向け、検討データとして収集して参ります。」との回答を寄こした。しかし、小生にはその云っている意味は分からないし、そんな逃げ口上で誤魔化しているとしか思えない。
 こうした現状を、今、所長以下担当者らはどのような感覚を持ってみているのだろうか???


追 記
 この工事や疑問等について、小生宛のコメント欄でお尋ねいただいても結構ですが、どうぞ、事業主体である神奈川県平塚土木事務所の河川砂防第1課にお尋ね頂いた方が、より真実が明らかになると思います。?:0463−22−2711

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遠くに見える異質な緑

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雑草に覆われた養浜現場


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崩される土堤

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下は砂 上が盛られた土泥


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グランドキャニオン!


Posted by 高澤鱚介 at 14時13分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2012年05月04日(金)

平塚海岸 美しい砂浜を土石で埋め立て−9 [砂浜を歩くと・・・]

 一昨日から昨日まで、湘南には400ミリに近い大雨が降った。養浜事業といった美名で積まれた土手はアチコチが崩れ、砂浜にドロが流れ出していた。出来た水筋には、隠されていたゴロタ石がむき出しになっていた。
 
 これが本来の「砂」で積まれたのであれば、雨は砂中に吸い込まれ砂堤を崩すことはない。今のところ、流れ出たドロの多くは砂に潜りこみ目立たないが、一定の深さのところで層となって堆積しやがて表面を覆うようになるだろう。
 
 これが時間30ミリとか50ミリの豪雨だったら、こんな程度では治まらない。また、幸いにして大波は土手手前で止まったので直接流れ出すことは無かったが、台風シーズンでは明らかに削られ海を茶色に染めるだろう。

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Posted by 高澤鱚介 at 06時45分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2012年04月28日(土)

平塚海岸 美しい砂浜を土石で埋め立て−8 [砂浜を歩くと・・・]

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細い水道が土手を崩し始めた

 26日から27日にかけて、少し強めの雨が降った。写真は昨日、撮ったものである。修復工事は終わりかけていた。
 
 しかし、残念ながらドロは残されたままである。最初と比べると、ゴロタ石を除くために、元々あった基部の砂が掘り起こされ混じったのだろう、ドロの色は薄くなっていた。

 土手のあちこちに、花水川の岸辺から運ばれた「アシ」の芽が出かかっている。海浜性植物に代わって、アシの茂みが出来なければよいのだが・・・。

 このように、少しの雨であっても砂のように雨水は浸み込まず、泥道を作りながら下に流れ出す。真砂浜の表面には、流されたドロの層があちこち覆っていた。

 ・・・・大雨だったら、大波が来たら、・・きっとこれでは済まないだろう。
 
 こうした現状の姿を、これからも追ってアップしていきたいと思う。

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Posted by 高澤鱚介 at 07時48分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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プロフィール

高澤鱚介

高澤鱚介 (本名:高見澤 佑介)
 1941年東京に生まれ神奈川県の相模湾に面した二宮町に育つ。少年時代に竹サオに木リールでシロギス釣りの基本を覚え、以来、変遷する最先端の投げ釣り界で過ごす。「高澤鱚介」の名で長らく釣り誌等に執筆、NHK・TV等の釣り番組にも出演。昔日のオリムピック釣具のテスターとして、また、全国の釣り場環境保全に取り組むNPO法人イエローガイズ専務理事として長年に渡り活躍。現在、公益財団法人神奈川県栽培漁業協会の評議委員、全国釣り団体協議会の公認フィッシングマスター。さらに、釣り団体が主催する釣り行事や各地で開かれる釣りクラブの懇親会等に参加するなど、シロギスを求め全国を行脚中。同時に、近時は船のシロギス、カワハギ釣りにも挑戦中。一方、本物の釣り道具を伝承すべく「鱚介オリジナル工房」を主宰、鱚介テンビン「真打ち」や、ウッドシンカー「SMABS」、多連仕掛け巻き、オリジナル竿立て等々の名品を手がける。(神奈川県平塚市在住)

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マダ、釣れている!!

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大ギス復活、絶頂期かも!!

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1日で回復した?・・のか??

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