高澤鱚介 Sea Side Blog

投げ釣り研究家

2017年03月25日(土)

半ぶら ウッドガン・メタボの改良 [鱚介オリジナル工房]

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新型半ぶら ウッドガン・メタボ

今日、小田原の酒匂海岸で行われていたダイワの投げ竿試投会を覗いてきた。宮嶋屋釣具店に早くからポスターが掲げられ、天候も良かったことから、かなり多くのキャスターが盛んに投げていた。

 そんな中、海岸左のテトラ付近で早朝から釣りをしていたと言う東誠治さん、高橋さんが、20aクラスの良型を5尾上げたそうな!
 ・・・水温は未だ14℃台だが、少しづつ温かい潮が入り始めたのかもしれない。・・・早く浅場にも近づいてほしいものである。

 
 さて、今年は「半ぶらのテンビンオモリ」が、更に広く好まれるようになって行く気がしている。
 どのような種類のシンカーでも、大概のモノは半ぶらに改良することは可能である。・・だが、鱚介オリジナル工房としては、矢張り「ウッドガンの半ぶら」に力を入れたいのだが・・・。

 「半ぶら」にするには、カイソーやデルナーのようなテンビン付きオモリを選んだ場合は、先ずはそれを単ガン化しなければならない。これまでの単ガンは、丸目位置が木部てっぺんに付いているが、半ぶらでは木部と丸目の間に足が必要なことが分かった。
 そこで、新たに造ったものは、Wスリーブ1個分の長さを足にしてみた。ウッドキャップを被せ、カップワッシャーを嵌め、それをWスリーブで加締め、ハンダで付ける。・・造るには手間が居るが、オモリとテンビンの間や形も整い、とても安定したものに出来上がった。
 ・・・今後つくる「半ぶら」には、全て長足を付けることになりそうである。

 
 さらに、オモリとテンビンを半ぶら状態にするゴムの部分だが、ここは効果的な硬さを保ちつつ、耐久力を備えたモノに仕上げる必要がある。言わば、半ぶらテンビンオモリの心臓部にあたる。

 これまで商品化した後も、づっと試作を試みて来たのだが、今やっとその結果が出た。
 一言で云ってしまうと、熱収縮ゴムの処理方法から解決したのである。細部は言えないが、ゴムの嵌め方、熱の加え方である。・・・そうしたことを、一個一個バランスを見ながら拵えて行くのである。

 今回完成したものは、ウッドガン・メタボの25号,27号,30号で、縦軸は全てSUS304Hの1.0ミリのステンレス線を用いた。
 これをベースに、アーム軸を縦軸と同じ1o通しで造った「1oアーム」、0.8oで造った「08」アーム、形状記憶合金の1.0oで造った「SMABS」の3種類が完成。
 ・・・さっそく宮嶋屋釣具店にて販売を開始した。

 アームの種類、太さ、長さ等は使う方の好みで変わるもの、・・従って、希望をお伝え頂ければ、いか様な「半ぶらテンビンオモリ」にも仕上げることが可能。今は季節柄、時間に余裕がありますので何時でもご相談ください。

 

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足長のウッド単ガン

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熱収縮ゴム


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二重に被ったゴム

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トライアングル固定


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半ぶら SMABS

Posted by 高澤鱚介 at 15時08分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2017年02月09日(木)

宮嶋屋釣具特製・半ぶら発売! [鱚介オリジナル工房]

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宮嶋屋特製半ぶら

 この季、湘南の砂浜海岸でシロギスの顔を見ることは、ごく稀れとなった。
 そうした中でも平塚海岸で、雨や風が無い限り日々投げ続けている御仁が居る。・・ベテランの土井博明さんである。 その彼が一昨日、テトラ前で23p、20pのヒネを一荷で釣った。置き竿だったとのこと・・。

 素晴らしい! 努力の賜物だ!と云うしかないだろう。ただ、このキスが、シーズンン終わりの居残りなのか、或いは新シーズン幕開けのキスなのかは定かでない。・・・が、願わくば、シーズンインの便りを携えたキスであってほしいと思う。・・久々の良いニュースだった。


 さて、お世話になっている小田原市酒匂の「宮嶋屋釣具店」に、店特製の「半ぶらテンビンオモリ」が並んだ・・。 
 オモリは、名の知らぬ「釣り上手:投専トーナメンター」と言う鉛シンカーだが、半ぶら部分やテンビン部分はタングステン製などの高価なモノと変わらぬ材料と造りで、鱚介オリジナル工房独自の企画で作成したものである。

 今は、27号だけだが、お客様の要望があれば、他の号数も並べられることになっている。価格は1個800円とリーズナブルに設定されている。シーズンインに先駆けてお使いいただければ幸いである。



 さて、鱚介工房で製作した「投げ釣り道具」を、宮嶋屋釣具店で扱って頂いてから既に10年が経つ。以来、常に店主からのご意見やご支援を頂きながらの今がある。
 
 店を持てない鱚介工房にとっては、正にアンテナショップであり、インターネット通販に慣れないお客様にとっても、直に手に持って確かめられ、選んで買える貴重な存在なのである。

 お蔭様で、今、商品が置かれているのは店の一等場所で、一つのコーナーとしての様相が整ってきた。このような形が整って来ると、何故か作り手としての緊張感が高まってくる。
 商品造りに当っては、大メーカーのモノに劣らない品質と出来合いとなるよう心掛けているが、さらに、これを充実して行かねばならない!!・・そう言った緊張感である。

 今シーズンも、より良い「釣り道具」(単なる釣具では無く「道具」である)となるよう、さらに努力する所存でありますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 なお、当工房では、お使い頂いた道具の破損や抜け等の不出来に対し、いついかなる場合でもお客様からのご叱咤やご意見を賜る所存ですので、どうぞ遠慮なくお申し出頂くようよろしくお願いいたします。
 
 

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アンテ・ナショップコーナー

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川瀬星一専務


Posted by 高澤鱚介 at 10時49分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2016年12月12日(月)

FPシンカー キスケ サイズ変更 [鱚介オリジナル工房]

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完成した“キスケ”です!

 先に、発泡スチロールを使ったFPシンカー キスケのサイズ変更をお知らせしましたが、予定よりも早く完成しました。 早速、鱚介オリジナル工房のHPにも掲出し、発売を開始しています。
なお、旧型となったモノも人気があり、在庫分はそのまま販売することとし、更に、長いモノを必要とする方には、特注でお受けすることに致しました。・・・ぜひ、あなた自身のお好みサイズをお造りしますのでご相談ください。


 FPシンカー (新)キスケのサイズです。

  号 数  FPの長さ   全長
  20号   6p − 12p
  23号   7p − 13p
  25号   8p − 14p
  27号   9p − 15p



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遂に来た大物!!

 今日も平塚海岸に行ってきた。残念ながらピンギスが2尾と云った貧果だった。
 実は、一つ嬉しいことがあった。この秋から、日々欠かさず、テトラ群前の定位置でキス釣りに専念されている平塚市内に住まわれる“川口 修さん”と云う方が居られる。
 以前にも投げ釣りをしていたが、仕事が忙しく出来なかった、退職を契機に再びキス釣りに専念したいのだ!と仰る・・。
 大変失礼な言い方となってしまうが、一見して、以前のキス釣りスタイルそのままの道具や仕掛けを使っており、釣果の方もままならなそうであった。
 
 数日前、まあ、余計な事を言うのは更に失礼だとは思ったのだが、同じやるなら、釣れたほうが良いし、楽しんだ方が良いに決まってる。自分も経験があるが、中々、人様に教わることや、聞くことなどは、何故かしにくいものなのである。・・・そんな思いもあって、そっと、今様の釣り方などを話しておいたのである。

 今日、少し離れたところに居た彼がバケツに海水を汲んでいる。・・どうやら大物を釣ったに違いない! 手を挙げ合図をくれた彼の傍に駆けつけると、そこには20センチ級が元気に泳いでいた!
 先日話した通り、ハリ数を2本にし、大きな青イソメを付け、テトラ近くに投げて、待つ釣りをしていた!・・とのこと。そして待つには、サオをサオ立てにヤジロベイに置いていたそうで、「その時のアタリは凄かった。竿が前に大きくお辞儀して、手に取った竿から伝わるアタリも凄かった!!」と、少し興奮気味に話された・・。
 
 良かった!! こうしたら良いですよ!・・そう言っても、なかなか言う通り実行してくれる方は少ない。・・・こんな釣りもあるのだ!と云う事を知って頂けたかも知れない。
 
 今日、小生は釣れなかったものの、こうした小さな出来事が一つの釣果のように感じたし、それ以上に、投げ釣りに、また一人「虜」が増えた!! そんな喜びを感じるのであった。

Posted by 高澤鱚介 at 15時23分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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プロフィール

高澤鱚介

高澤鱚介 (本名:高見澤 佑介)
 1941年東京に生まれ神奈川県の相模湾に面した二宮町に育つ。少年時代に竹サオに木リールでシロギス釣りの基本を覚え、以来、変遷する最先端の投げ釣り界で過ごす。「高澤鱚介」の名で長らく釣り誌等に執筆、NHK・TV等の釣り番組にも出演。昔日のオリムピック釣具のテスターとして、また、全国の釣り場環境保全に取り組むNPO法人イエローガイズ専務理事として長年に渡り活躍。現在、公益財団法人神奈川県栽培漁業協会の評議委員、全国釣り団体協議会の公認フィッシングマスター。さらに、釣り団体が主催する釣り行事や各地で開かれる釣りクラブの懇親会等に参加するなど、シロギスを求め全国を行脚中。同時に、近時は船のシロギス、カワハギ釣りにも挑戦中。一方、本物の釣り道具を伝承すべく「鱚介オリジナル工房」を主宰、鱚介テンビン「真打ち」や、ウッドシンカー「SMABS」、多連仕掛け巻き、オリジナル竿立て等々の名品を手がける。(神奈川県平塚市在住)

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