先ずは写真を見てほしい。出来れば、拡大して見てみて下さい。今日の日付が確認できますよ!!
今日、波口で来なかったら・・今日、荒食いの兆候がなかったら・・何としよう。例年、遅くも11月下旬までに落ち前の荒食いがあるのだが、今年はそれが見られない。もう、12月も半ばだ。だから、今日、兆候が見られなかったら、今年はシロギスは居ないのだから、落ちもしないし、荒食いする訳が無いと諦めることにしよう。
しかし、一方、今日は必ず釣れる!!との予感もしていた。その証拠に、車で家を出てかなり走ってからカメラを忘れたことに気づき、Uターンして取りに戻ったりもした。普段ならそんなことはしないから、矢張り、何かを感じていたのかも知れない。さらに、今日は遠投はしないことと決め、遠投を誘うような硬いサオは持たずにきた。であるから、徹底的に近場狙いであると確信もし、何時もの軽量硬調竿・ダイワ・カムイツクシイ・13フィートを持参した。釣友でもある村越正海氏が、北海道でアメマスを釣るために開発させたルアー竿だ。若干、グリップエンドを長く改造しているが、23号のオモリで軽く5色は飛ぶ。
午前9時30分、海岸に付く。釣友の和田成都司さんも今着いたところで、支度にかかっていた。やぁどうも!今日は徹底的に近場狙いをしようと、竿はこれですよ。ヒネを期待してるんですがね!と挨拶する。和田氏は、昨日、30尾くらい出たそうですよ。ただし、ピンだったらしいですがね!・・とのこと。上向き、間違いなしと感じる。支度を整え3色に投げる。少しサビいた瞬間、強烈なシロギスのアタリ。思わず居る、居る!!と声が出てしまったほどだ。上げてみると20センチクラスが1荷であった。それからである、連続6投目までカラ振り無し。全て20センチオーバーである。日が高くなるにつれて、もっと近く、2色を切ったくらいでも食う。久しぶりの強烈なアタリ・・実に快感である。海岸には釣り人は少なく、僅かにいる者は盛んに遠投をしている。遠くだったから釣れているか否かは分からなかったが、動きからして大したことは無さそうだ。
2度ほどカラ振りが有ったため、座を50メートルほど東に移動する。矢張り、ここにもいた。今日、最大の26センチはここできた。それからはピン混じりとなってしまったが、ヒネも来続ける。時計が、正午を廻ったのも気が付かないくらい夢中だった。予定外だったから、昼飯もない。喰いやんだら止めよう、しかし、エサはまだ有る。そんなことで、結局エサが無くなった2時30分まで正味5時間も、ただ一人、頑張ってしまったのだ。
おっと!! 肝心なことを書き忘れていた。・・・本当は言いたくない・・? そう、本心はそうなんだけど、正直者の鱚介さんだから言わざるを得ないだろう。場所は、大磯幼稚園下。出入り口から左右50メートル間が良かったが、感触からすると、一帯はずっと何処でも釣れそう。何故ならば、場所を変える毎に食っていたし、ピンも多く、ヒネが未だかたっまっているようには思えないからだ。距離は、確実に3色以内で、波口まで丹念に探ると良い。エサの選びは一番大事。私はすべて岩イソメであった。東京スナメも持っていたが、全くダメ。ジャリメはピンギスの連釣りには好エサである。明日、もう一度行く心算だが、今日の夢を明日見る可能性は少ないようにも思える。足腰も疲れ果て、一晩寝ただけで回復できるかどうか分からないが、何時もの通りだったら、明日は、午前4時には目覚めてしまうだろう。そして、多分、行くことになるだろう。
落ち前の荒食いか?・・絶好釣!
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執筆者:東京湾展望台