11号台風の去った海岸に行ってみた。波は治まり、昨日まであったウネリは無く、若干濁りはあったもののこれならば充分投げられる。・・しかし、海岸には投げ釣りマンの姿は無く、チョッと寂しい気もした。
何時ものテトラ周辺から外れ、西側の通称「扇の松下」に行ってみた。・・・前回、好釣果を得た場所である。
例の如く、ジャリメの一匹掛けで遠投を試みた。背からの強い北風に乗って良く飛ぶ。飛距離は7色を超え、8色にまで掛かったから驚きである。風のお陰と言えど、こうも飛ぶと気持ちが良い。
7色目の終わり頃、即ち6色チョッとでアタリが入る。・・上げてみると、21センチほどの良型だった。続いて、ほぼ1時間の内に3尾を追加、皆、割り箸サイズの20センチ級。・・ただ、その後は潮止りとなってしまい食いも止まってしまった。
遠投にジャリメの一匹掛け?・・切れて、飛んでしまうではないか!!と言う声を良く聞く。・・が、それにはコツがある。
先ず、ジャリメは、中、小を選ぶ。そして頭は取らずに口元からハリを通し、黒い部分(約1センチ内)でハリ先を抜くのである。もう一つ、投げる瞬間前に仕掛けを弛ませないことである。特に硬いサオで振る場合、瞬間的に強いショックを与えると切れて飛んでしまう。
さらに、カラで上がってくると、付けたジャリメの多くは伸びきってダラリとしてしまっている。・・必ず、新しいエサに付け替える事が大切である。
これからは、波が穏やかになれば何も遠投は要しない。・・・この11号台風が来る前の2〜3日は、桃浜町プール下で、3色付近で好釣りがあったと聞く。
秋口の乗っ込み期、益々楽しみな平塚海岸である。
平塚海岸 台風一過!
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執筆者:高澤鱚介