昨16日、沢辺さん夫妻、植田静男さんの4人で西伊豆の仁科大浜に行ってきた。午後2時から5時までやって、20〜52尾と快調に釣れた。ただし、型は小さく、10〜18センチまで、距離は2色が中心だった。
実は、午後2時ジャストに沢辺学さんに釣れた18センチ級の3連は、何と、早朝に家を出てから、実に12時間後に出会えた今日の初モノであった。
この日の目的地は、遠州掛川の国安海岸(竜今寺川河口)で、静かな海での大釣りを期待して行ったのだ。しかし、遠方の台風15号?、16号?の影響を受けたのか、濁り気と波は高く、潮の流れも早い。丘から眺めて、断念!!・・どうやらドライブの1日となりそうな嫌な予感が・・!!
遠州の広い海岸は、こうした状況下であれば逃げ場はない。それでも浜岡、御前崎と様子を見ながら相良海岸まで辿り着いた。だが、ここも12号台風で削られてしまった砂浜と、大井川から流れ込んだゴミが打ち上げられており、そしてドブ濁りでうずく波が寄せていた。・・いずれも投げ釣りにとっては最悪な状態だった。
止む無くこの地を去ることにし、東名吉田インターから沼津インターで下車し、・・我入道海岸を目指す。しかし、やはりここも波口にゴミ、沖合いに掛けて濁りがあって、数投したがアタリは全く無かった。
最後の行き場、・・植田さんが熊沢さん?から得た情報を頼りに、仁科大浜を目指した。皆、今日の釣り時間は夕刻までOKと言うことであり、そこは夕間詰めならば期待が出来ることから、一路136号線を南下した。
14時少し前到着。家を出てから12時間が過ぎた。車の走行距離も498キロを指していた。
海岸は、薄濁りだが波は静か・・。早速、釣りを開始する。・・・一投目から、小さいながら小気味良い当たりが入った。距離は5色半から2色までで釣れ続く・・。
海岸を歩いてみたが、この日良かったのは漁港に近い2色付近だった。
小生は小バリで、ジャリメを小さく付けてピンギス釣りを楽しんだが、沢辺学さんは通常の仕掛けで、東京スナメを付けて、15〜18センチを連で上げていた。小生にとって、ここ仁科大浜で東京スナメで釣れたためしはない。最近に至り、多くの釣り人が使ったためキスのほうも慣れたのかも?
ここに辿り着きそれなりに釣果を得られたのは、諦めずに、正確な情報を信頼したことだが、それにしても、粘ることの大切さを改めて感じた一日であった。
西伊豆、仁科大浜はここ当分の間、早朝、夕刻の波口釣りが楽しめそうである。
西伊豆仁科大浜 小さいながら・・
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執筆者:高澤鱚介