早起きして、箱根を超え、沼津の静浦湾志下海岸(正確には御用邸記念公園の前)に行ってみた。
一昨日、沢辺さんらと覗いてきたところであるが、ウイークデイという事もあり釣り人は数えるほど・・。波も至って穏やかだった・・・。
今日の狙いは、小ギスの数釣りであった・・。柔らかい竿と軽量仕掛けで、波口を釣ろうという魂胆だった。…正直に言うが、実は治ったばかりの肩を労わるための仕様でもあったのだ!!
釣行仲間?それは女房殿であった。チョイ投げでも、左右に投げ損なおうとも、仕掛けさえ海中に入れば釣れる筈・・。そんな、至ってビギナー風の遊びでもたまには良いものと、なんとなく声をかけての夫婦釣行となったのだ。
・・・そして・・釣れた。案の定、小ギスは1色に居た。
小生も女房殿の竿も、入れれば竿先にピリピリっとくる。ただ、多点バリにしても「連」ではなかなか付いてはこない。・・・1尾、1尾と、我慢しながら波口までのサビきにしか乗って来なかった。
左右に、一般的なスタイルで遠投している方が居たが、そうした釣りには全く釣れていない。遠投で届く位の沖にキスボートが何隻か居たが、そこも釣れないのであろうあちこちと動き回って居た。
茅ケ崎から来られたという峯尾さんは、全くダメだ!!と言いつつ帰ったが、帰り際にアオイソメを置いていってくれた。アオだから釣れなかったのか?と考えもした。
しかし、使っていたジャリメをアオイソメにしてみたのだが、やはりそれでも良く釣れた。・・・どうやら、この日は距離が左右したのだろう。
さらに帰り際、古くからの釣友で大井町で「初台」という美味しい天ぷら屋さんを営む松島夫婦にお会いした。・・小堤からやったが、釣れないから移動するという。我々のような、そんな近くはやらなかったようだ。・・他所に行っても同じだろうが、・・・と悩んでもいた。
・・我々が居た場所は、まだまだ釣れるような気もするし、潮は上げに掛っているから、実は、この後が期待できるのだ。・・・そんなことを話すと、ならばと、そちらに移動して行った。結果が気にはなるが、恐らく大漁であったに違いない・・。
帰宅し数えたところ、「2人で54尾」とまずまずの釣果であった。
こんなチョイ投げの釣りで、もう少し大きいのが釣れればもっともっと楽しいのだが・・・。
次の釣行には、是非、少しでも大きいのを目指し、その思いを実現したいと思っている。 女房殿もすっかり悦に入り、もう次の“そこ”を期待しているようだ。
沼津御用邸記念公園前・・・
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執筆者:高澤鱚介