釣りを楽しむ釣り

2012-秋・鱚酔会

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田中特製仕掛け巻器

 昨日25日、11月の最終日曜日を恒例とする鱚酔会を大磯海岸海岸で行った。主催は「湘南・鱚酔会」。総勢31名が参加した。
 この会のメンバーは、この道に長けメジャー大会で実績をもったベテランが多い。ただ、この日ばかりは釣果を競うより、今年一年のお互いの健闘を祝し(?)、あるいは反省し(?)、更には、釣技や情報交換をする忘年会にも比重がかかる。

 まだ暗い午前6時、大磯漁港北の県営駐車場に集合。釣りは、予選ラウンドが6:30〜9:30まで、決勝は10:00〜12:00迄で行う。今回は初の試みとして、予選を東浜(漁港から花水川)、決勝をこゆるぎ浜(役場下から幼稚園下)と決めて行った。

 予選は、波は穏やかだが冷え込みが強い厳しい状況の中で開始さた。狙いは波間のピンギスの拾い釣りだろう・・。
 皆、分かってはいるが、それでも遠投を試みるものも・・・。ともかく、魚の影は薄く苦労を強いられた。だが、やはり結果から見ると、波間の小さな群れを当てたモノが勝を得たようだ。

 ラウンドを終了し予選を通過した9名の顔ぶれをみると、強豪が並ぶ。トップは北陸から来た田中利之さんの6尾。以下、北陸勢の中田健治、西向雅之さんらが入り、地元湘南勢は、伊藤幸一、二宮秋雄、山本修、米山秀一、渡辺史緒、和田成都司さん等だった。

 決勝は、予選落ちの全てが参加する。ここでは、予選落ちでも、トータル数が決勝トップを超えれば優勝できる。ただし、トップと同数以下であれば10位となる。

 こゆるぎ浜での決勝・・・、ここも厳しい状況であった。トップは地元の利を生かして14尾を釣った伊藤幸一さん。
・・・0尾が2人も居たのだからお分かりだろう。
 そして健闘したのが、予選敗退で開き直った北陸の西田正樹さん。釣果は12尾。・・残念ながらトップ逆転とはならなかったが・・・。

 終了後、何時もの[居酒屋:ゆうちゃん」での表彰式と懇親会。優勝はトータル17尾の伊藤幸一さん。2位が12尾の西向雅之さん、3位は予選トップだった田中利之さんの9尾だった。上位入賞者にはコメ10キロが、また、参加全員に賞品が授与された。

 そして乾杯・・、沢山並んだ料理を前に大いに語り、大いに食し、・・大いに飲んだのである。

 鱚酔会に参加する者は年々少なくなっている。運営方法に問題があるのか、趣味の多様性や価値観の相違がそうさせているのかは分からない。しかし、一方には、この会に参加したいと云う方も結構多い。
 ネットが発達した中で、釣りそのものもそうだが、釣り会やそのあり方などに対する考えが変わってきてもいる。
 そうした現実の中で、せめてこの会の運営には、これからはもっと気を使って行かねばならいと考えているのだが・・。

 楽しく過ごした一時、また来年をお楽しみに!!
 
*集合写真がご入用の方は、当方まで(鱚介工房のHPから)空メールをください。貼付でお返しします。)


追 伸
 実は、この懇親会で田中利之さんとの会話中、彼が考案したという「多点バリ」や「無限仕掛け」に有効な「仕掛け巻器」が話題となった。聞き知っていたものの、現物を観、手にしたのは初めてだった。なかなかのモノである。
 彼と「鱚介オリジナル工房での商品化」の話も交わしたが、確かに素晴らしいもので、大いに興味を感じている。
 なお、現在、市販の仕掛け巻器や手製のモノが色々とあるようだが、何時かこれらを集めて研究したいと思っている。
 
 もし、独自の仕掛け巻器で、お手持ちになっているが不要なものがあったら、是非、お分けいただきたいのだが・・・。

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釣り終えて・・1

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釣り終えて・・2






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