釣友の平岡順二さんと、久し振りの二人釣行となった。互いの思いが一致し、いち早くシーズンインとなる静岡県の沼津、静浦湾に行ってみよう!・・という事になったのである。
情報では、我入道が良いとのことだったが、・・であれば、島郷の方がゴミも少なく人も少ない筈。・・・釣り場に近づく車内から、地元をよく知るトップキャスター米山秀二さんに電話をしてみた。やはり・・・、自分もこれから家を出て島郷に向かうところだった!とのこと。・・現地で落ち合う事となった。
潮は、満潮一杯から引きに入る時合で、沖合にはキス釣りであろう、数隻のボートが浮かぶ静かな海況であった。
旧御用邸下の中央部付近に座を設け、第一投・・・。5色で、プルルッとしたキス特有の感触が・・。上げてみると15センチ級の可愛いヤツだった。そして、平岡さんは遠投を掛け、7色付近でポチポチと釣れ始めていた。
暫くの後、米山さんが沼津サーフの真野会長さん共に訪れた。真野さんは、4〜2色でも居るよ!!と云いつつ、チョイ投げで早速に釣れ始めていた。
米山さんの豪快な8色の投げに付いてきたのは、18センチ級と少し大きめのヤツだった。・・未だ、沼津には東京スナメは入ってこないとのこと、・・余分にあった小生からおすそ分け・・。
やはり東京スナメが良い!!・・と云いながら、流石米山さんである。・・2連、3連と上げ始めたのである。喰う距離は7色付近、型も20センチ級が顔を見せていた。
今日は、魚は持ち帰らないから・・と云いつつ、我がバッカンに泳がせてくれた。
それ以降11時頃まで、途中で連は終わってしまったが、ポチポチと1尾ずつ、遠近どこかで喰いは続いていた。
短い竿で、ポッチャン!とオモリを投げて、・・それでも釣れている姿も見受けられた。
今日は、久しぶりにキスの小気味よいアタリを楽しみ、数もツを抜けることが出来た。帰宅し、数を数えると何と32尾もあった。
ここ島郷海岸のキスは小型が多いが、5月、6月ともなると、ほんの近場で数が釣れるようになる。柔らかい竿で軽いオモリで、それこそライトな釣りが楽しめよう。
小生としては、今年こそ、ここで「キスの浮き釣り」をしてみたいと思っている。
沼津 島郷海岸へ
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執筆者:高澤鱚介