昨17日、「沖右ヱ門丸友の会」のキス釣り大会が予定されていたのだが、南西の強風による時化で来週に延期された。 昨年、沖右ヱ門丸友の会に入ったのだが、理由は、近場であり、船代が安価だったことが第一である。また、幸いにして船の方にも何人かの釣友が居り、この付き合いも楽しくあるし大事なのだ。 因みに、キスの乗合船は6000円(氷付き、エサ無し)だが、「友の会」の年会費は2000円、入会後の船代は5000円だから、年間を通してみればかなり格安に楽しめる。 だからと云って、しばしば通うようにはならないだろう。・・何たって、小生の釣りはあくまでも「投げ釣り」である。・・・で、釣れない季節、キスの引き味を忘れそうになったとき、キスが食べたくなった時に出かける。 さて、昨日の船で使うエサを用意してしまったため、これを無駄にしないように、今日、沖右ヱ門丸に乗ってきた。 長らくの時化後で海況は良くないし、午後には再び風が強まり、明日は時化の予報がある。そんなことだから、当然客は少ない。・・・なんと!右舷に1人いただけ、たったの2人での出港となった。 今日の釣行はもう一つ、船用に造ったテンビン「真打ち・振分」を試用したかったのである。前回使ったものより小型軽量で、ハリスの太さと長さのバランスを調べたかったのである。 しかし、試すにしてもヒイラギばかりで、キスは少なかった。確認できたのは、どんな仕掛けでもヒイラギは良く釣れること、くるくる回ってしまい絡むこと・・は確認(苦笑)できた。 時折釣れるキスでは、細仕掛けはチョット難があった。そして、余り長い仕掛けはアタリが良く取れないことを感じた。 そんな僅かな実釣ではあったが、ハリスは1.2号が最もよかった。また仕掛けの長さは1本が90?前後、もう1本が45?前後が食い付きも良く、絡みもなかった。 また、感じだが、枝付きの一般的な吹き流し仕掛けより、「真打ち・振分」の片腕から出た1本仕掛けの方が良型の食い付きが良かったように思う。 ・・こんな勝手な試行をしても、語っても、今誰もこの「真打ち・振分」など知らない。ましてや、見たこともないし、持っても居ない。こんなことを書くのは、自分で云うのもおかしいが、自己満足を得たいがためでしかない。だが、モノの初めとは、得てしてこんなことから始まるのだと思う。 その内、船の釣り仲間のうちに「それは何か??」と言った会話がなされるかもしれない。それもまた楽しみのうちに加わるのである。 来週24日に延期された「沖右ヱ門丸友の会」のキス釣り大会は、3尾の重量での勝負である。果たして「真打ち・振分」でどのような効果が出るのか?とても楽しみである。 なお、今日の釣果は23尾で、大物は25?が1尾、23?が2尾、20?が4尾で、最小は15?だった。