テンビン「真打ち」に高強度、耐食性に優れたニッケル・チタンの形状記憶合金「KIOKALLOY」をアーム部分に用いた、新たな「SMAB」が加わりました。
ウッドガン「SMABS」の弟分で Shape Memory Alloy Balanceの頭を取って名付けました。
形状記憶合金を用いたテンビンは既にその素晴らしい特性が認められ、多くのベテランの方から注目されています。
この新しい「真打ち‐SMAB」=「真打ち‐スマブ」は、最初のアタリは柔らかく、掛かったハリが硬い口からハネられることなく確実に喰い込み、大きなアタリとなって楽しませてくれます。また、常にエサが自然に近い状態でサビかれ、次々に追い食いを呼び込むといった優れものです。
形は少しかっこ悪いですが、形状記憶合金の特性を最大限生かすために、魚が食い込んだ時にテンションが掛かるよう角度を付けたためです。また、形状記憶合金はハンダ付けが出来ないため、その接続には見苦しさが残ってしまいます。しかしながら、この形状によって特に絡みを始めとしたトラブルを生じることはありません。
今回発売する「真打ち‐SMAB」は、Mサイズ、Lサイズを標準としておりますが、ご希望に応じたアーム長でもお造りします。
なお、作製に手間がかかること、材料入手が難しく高価であることから、一般在庫販売は今しばらく見合わせ、当面はご注文を戴いた方のみに予約販売させて頂くことにしました。
ご希望の方は鱚介オリジナル工房のホームページからお問い合わせください。
「真打ち‐SMAB」を予約発売
投稿日:
執筆者:高澤鱚介