鱚介オリジナル工房

発泡オモリと発泡テンビン

投稿日:

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

少し重めの鉛と発泡の一体型

 昔、何種類かの発砲オモリを造ったが、中には沖縄で32センチのホシギスを掛けた20号の発泡海藻オモリがあったことを思い出す。
 その後、これをメインに使う事も無く忘れていたが、最近、南伊豆に通うことが多くなったり、超チョイ投げに向くもの、近場のキスを楽しみながら狙おうと、ここに幾つかの発泡系のオモリとテンビンを造ってみた。

 発泡材は色々な径のモノがあるが、基本的には、使うオモリのサイズと同等なものを選ぶ。
 鉛の重さと発泡材とのバランスは大事だが、これを机上から数値で割り出すことは難しい。出来たとしても実際の釣りと云った中でその答えは出せないだろうと思う。だからと云うか、一応、経験値から判断して決めている。

 使用したサイズは、細めが12ミリ。太めはカイソーを意識し16ミリを使ったが、デルナーの場合には18ミリとなる。
 長さは、それこそ浮力に関係するが、細目は10センチ以上、太めは8センチ以上とした。

 アーム付きの場合、アームの長さは、発砲体および鉛の長さと合わせる。その方が飛行中の絡みは少なくなる。

 テンビン型の場合、スイベル等はオモリの荷重に耐えるものを選んだが、あくまでも危険回避を考えた。

 更に、表面加工は熱収縮ゴムで覆い、エポキシでコートしたが、そのままでも問題は無い。ただ、木部が露出する部分があれば、エポキシ、ウレタンニスでコートする。

 後は使い方・・。慣れるしかないだろうと思う。

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

細身で鉛と発泡の一体型

オモリはナス型で重さは3〜10号
発泡は径12ミリ、長さは10〜20?
軸は0.8?、アームは0.7?

オモリ他、サイズのすべては好み次第で造る。

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

少し重め用の発泡テンビン

オモリ交換型で、荷重は一応30号位までを想定
発泡は径16ミリ、長さは8〜15?
軸径が1.0?、アームが0.7?
スナップスイベルはガイドトール

全てのサイズは好み次第で造る。

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

細身、軽めの発泡テンビン

オモリ交換型で、荷重は一応18号位までを想定
発泡は12ミリ、長さは10〜20?
軸径は0.8?、アームは0.7?
スナップスイベルはローリングスイベルの5号

全てのサイズは好みで造る。





-鱚介オリジナル工房

執筆者:

関連記事

 単ガン「ぽっ君」・・近々発売!!

ウッドガン・スリム 単ガン 25号 「ぽっ君」 今夜から湘南鱚酔会の仲間で、石川県片山津海岸で開催される石川鱚酔会主催の「石川オープン キス投げ釣り名人戦」に行く予定であった。しかし、生憎の台風11号、大会は24日に延期されたため残念ながら諦めた。 こうした時は、普段やり残していることを一挙に取り返すチャンスである。  実は昨晩、小田原FM放送の「BIG FISH]に呼ばれ喋ってきた。内容は当然、投げ釣りのあれこれであるのだが、今回は鱚介オリジナル工房10年を振り返って、作品造りでの苦労話…

Loading

「真打ち−アグレ11」も発売!!

真打ち−アグレ09と11アグレッシブにキスを責めたい!! そんな意識をお持ちの方からのご要望に沿って、過日新しい形の鱚介テンビン「真打ち−アグレ9」を発売しましたが、更に、これより一歩強化した「真打ち−アグレ11」を完成させ、新しいパーケージに包装し発売いたしました。 これまで「真打ち」をお使いの方からの「真打ち」は余りにも感度が良すぎて、バレの確率が高いのではないか?とのご質問に対して、そうであるならば、「アーム中間部の内側を(くの字)に折り曲げ、クッションを付けるよう」・・・勧めてきま…

Loading

弓形半遊動テンビン・・ついに発売!!

収縮ゴムは赤と黒です 我が「鱚介オリジナル工房」からのPRです。  過日、前アタリが取れる投げ釣り用のテンビンとして、この「弓形半遊動専用」を紹介したことがあります。そして、試作品を20名くらいの方にプレゼントさせていただきました。 そのとき、このテンビンを造るには難しさがあり、時間が掛かってしまうため、鱚介工房からの発売は難しいとも書きました。 実はその後、多くの方から使ってみたい、発売してほしいとの声が届けられ、少し迷ったものの、この種のテンビンは他に無く思い切って作成することにしまし…

Loading

クルックリン具 全機種揃いました

左が?-W型 右が?-型 まだまだ寒い日が続き、シーズンインを目指して釣りの仕掛や、オリジナルな道具造りなどに勤しんでおられる方も多かろうと思います。 そんな中、遠投で痛めた腕をかばいつつ、今、鱚介工房の釣り道具つくりに汗をかいています。そして今日、新しいクルックリン具を含めて、2種9アイテムの全機種が揃いました。・・・今回はこのクルックリン具について、改めてPRをさせていただくことにしました。 「クルックリン具」とは、針金などの先端を丸める専用の冶具で、小生が独自に考案したものです。特に…

Loading

no image

ネット販売・・開始間近!!

「鱚介オリジナル工房」ホームページの開設日が決まりました。今月15日(土)にオープンします。これと併せて、好評を博した「サオ立て」の販売祈念セールを終了させていただき、オリジナル商品の本格的な販売を開始いたします。・・と云っても、販売できるものは、「サオ立て」、それにオモリホルダー「オモリュック」のみですが・・・。販売方針は、投げ売り、安売りを控え、本当に良さを知っていただいた方に買っていただきたいと思っています。したがって、“売れずとも急がない”を念頭に、口コミを大事にしていきたいと思っています…

Loading

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

アーカイブ