休日明けの今日、南伊豆の岩地海岸に中型キスを求めていってみた。先先週、先週と波口で中型のキスが釣れていたことから、早朝の一時を狙って行ってみたのである。
残念ながら数日前に漁師船が網を入れ、根こそぎ漁っていったそうで、この日、湾内には全く居ないようだった。
ただ、小生は、釣れない砂浜から左側の漁船係留場に行ったのだが、ここには居た。たった3尾ほどだったが20センチクラスが小気味よくサオを曲げてくれた。この日の道具は当然、超チョイ投げスタイルであった。
だが、場所は狭く他の釣り人も居り、3人で竿を出す間は無い。残念ながらここを諦め移動・・。南に下がり、石部海岸を探ったものの2色以内の海底は石が露出しており、根掛り、キスも居なかった。
そこで、最後に寄ったのが妻良湾子浦の突堤。・・しかし、超チョイ投げの範囲には全く居ない。釣れるのは小ギスである。
近くにいた人の話では、早朝からついさっきまで、2人の投げ釣りマンが居て大きいのを沢山釣っていたとのこと・・。釣れ続いたこの場所は、もう場荒れしてしまいチョイ投げの範囲には居ないようだ。
止む無く、何時も伊豆釣行には必ず友とする竿「カムイ」に換え、5〜4色を狙ってみた。
何と、そこで小生は4連続で20オーバーを・・・。同行の和田兄弟も盛んに楽しんでいた。
一つ嬉しかったのは、自製の木オモリとテンビンを使っていた和田治夫さんの声・・。アタリがあっても掛らないことが続いていたのだが、貰った「L型−SMAB」に換えた途端にグイグイ!と、・・何とも経験したことが無いような大きなアタリを感じ確実に大型が掛り始めた!!・・と言う。
実はこの日、2人に鱚介工房製の新型テンビンで試釣してもらっていたのである。
全て、形状記憶合金アームの「SMAB」なのだが、課題の残っていた「テンビンのL字型部分」を強化したものである。小生は、これプラス「発泡オモリ」の適性を探ったのである。
ここらは、写真の中で見てほしい。全て合格と見たが、和田満雄さんの使ったトライアングル型は、アームが硬く感じられ、形状記憶合金の特性が活かされてないようだと言う。それは恐らく、仕掛けが短いためかな?ともいっていたが・・・。
テンビン造りはこのように難しい。適正なものは順次製品化したいと考えて居るので、今後をお楽しみに、ご期待くだされ!!
ちょっと子浦に寄ってみた!
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執筆者:高澤鱚介