思い・雑感・・あるまま

懐かしの、EX9000S:バズーカ!!

投稿日:

画像(135x180)・拡大画像(360x480)

我がお宝(箱付)となった  名器バズーカ!

 正確には今から37年前の1980年、ダイワ精工株式会社から出された「投げ釣り専用のスピニングリール」である。若い方はご存じないと思いますが・・・。
 名称は「プロキャスターEX9000S」、ボデイとローター部分には、当時の最先端素材と云われたカーボングラファイトが使われている。
 ちなみに、ギアー比は1:4.6と今と余り変わらないが、重量は650g(現在最軽量は375g)と重く、スムーズに回転させるロールベアリングはたったの2個(今は11個もある)である。・・が、これらが売りだった。・・今では面白く感じられるが、ここから投げ釣り道具の進化が始まったと言っても過言では無い!!。
 
 大きなボディに大きなスプール、人呼んでバズーカと云われた代物であるが、小生自身は使ったことは無い。だが、欲しくてたまらなかったことを憶えている。・・ただ、余りの大きさ、重さから扱いにくく、余り人気は無かったようである。

 実は小生、彼これ20年くらい前、使いはしないものの存在感あるコレクションの一つに加えたいと思い、アチコチこれを探し回ったことがある。
 ・・・そして、やっと二宮町にあった「銀鱗堂」と言う釣具店のショーケースに、ホコリ被った1台が残されているのを発見した。・・だが、その折、持ち合わせが無かったため諦め、・・・確か、それから一月もたった頃、小遣いを貯め勇んで買いに行ったのだ。・・だが残念、もうその時にはショーケースの中はカラだった。

 以来、何処かに骨董的になったモノでも良いからと、古い釣り具店等を覗いてはいたのだが、遂に今迄見つからずのままに過ぎていた。

 実は、先日、茅ヶ崎にキスを求めて釣行した際、地元釣り師である和田英男さんから声を掛けられた。恥ずかしながら、和田さんは古くから小生のフアンであると仰る。

 ・・古い時代の「雑誌の写真や記事など」をタネに、懐かしい話をかわした。その折、自分は「古い時代からの投げ釣り道具」のコレクターだと言う。・・オリムピック釣具時代に生まれた硬調竿の走りである「F-1」とか、名器「モデル93」の話に花が咲く・・・。

 更に、小生が「バズーカ」を探していることを話すと、それなら持っている。新品を複数持っているから1台差し上げます。・・と仰る。
 まさか、初めてお目に掛った方から、ハイ有り難うございます!!・・と、頂く訳には行きますまい・・。
 しかし、遠慮はいらない! 是非とも鱚介さんのコレクションに加えてやってほしい!・・とまで言われてしまったのである。
 そんなことで、ついつい言葉に甘え、頂いてしまったモノがこれなのである。
 
 小生も、もう好い歳である。何時までもコレクションをそのまま持っていることもできない。・・既に古い竿は処分しつつあるが、何故か「F-1]が残してあった。・・それならば、歴代の投げ竿を収集されている和田英男さんのコレクションにこれを加えて頂き、末永く残して頂ければ有り難い・・。
 もちろん、和田さんは固辞されたが、無事、小生の思いをお受け頂くことが出来た。

 「投げ釣り道具の博物館」・・こんな物があっても良い。是非欲しいものである。・・・これは、以前から小生が描いて来た思いではある!! ・・だが、今は、正直言って、それを誰かに実現してほしい・・。そう、頼る気持ちへと傾きつつある・・・。
 

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

1980年のダイワの総合カタログ

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

新発売EX9000S!

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

能書き・・読めますか?

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

この時代は未だナイロンでした






-思い・雑感・・あるまま

執筆者:

関連記事

パソコンの更新

My デスク 近況だが、平塚から大磯海岸は全く不釣な日が続いている。そのうち(まだ)、落ちの爆釣を期待しているのだがどうだろう!・・・・。 大型が好釣と聞いている北陸金沢周辺への遠征だが、明日ということで用意をしたものの、15日夜になって天候悪し!波が出そうだ!・・という電話が宮本幹治さんから届いた。このところの遠征では何時も雨に祟られていることから、止む無く来週に日を改めることにた。 そんなことで中止となった暇をとらえて、娘夫婦が苦労して買ったマンションを訪ねてみた。川崎市鷺沼の丘に建つ…

Loading

早、一月が過ぎて

口野取材でのツーショット 気が付けば、早、ひと月が過ぎていた。この日記の方も、何ともご無沙汰してしまった。一言で言訳するならば、ただ“忙しかった”のである。 退職して暫しの時が経ち今年は十分な暇が出来ると考えていたのだが、これは甘かった。歳とともに、残された時間の中で、やり残しはしたくない・・と云う気持ちが先行しているのかもしれない。ただ、その忙しさは、決して他人様の為ではない。自らの、ある意味で、とても贅沢な忙しさであることは事実である。 朝日新聞の宣伝誌「暮らしの風」に、赤瀬川原平氏が…

Loading

釣具カタログ

新旧釣具カタログ10日、11日の2日間、みなとみらい・パシフィコ横浜で開かれた「“国際フィッシングショウ-006”」に行ってきた。歴史あるフィッシングショーで、横浜では確か2回目の開催である。例年に無く混雑した開場で多くの釣友達に会ったが、その何人かから「ブログ読んでますよ!カワハギに転向したんですか?・・だって、以後の書き込みが無いのは、投げに行ってないからでしょ?」と皮肉られてしまった。確かにこの所、投げには行ってない。実は、迫り来るフィッシングショーに刺激され、我が「鱚介オリジナル工…

Loading

待ちに待った FM専用 携帯ラジオ・・!!

これが「着るラジオ」です 実は小生、数年前から右耳が少し聴こえ辛くなっている。その原因は、釣りなどで片耳イヤホーンの携帯ラジオを長年使っていたためだ。耳穴に入れ込むイヤホーンは止めるように!!と、医者から指摘されていた。 以来、使っていなかった。・・ヘッドホーン型もあるが、これでは両耳を塞いでしまうし、邪魔だし、如何にも聞いてますと、大げさであるから嫌なのだ。 つい先日、テレビに映る「首から掛ける携帯型のラジオ」を見た。突然で、製造メーカーも名称も分からなかったが、パソコンから色々探ってや…

Loading

ボードウオーク上のアート作品?

 今釣れているテトラ群左の釣り場に行くには、国道134号線の跨道橋を渡り松林を抜け、ビーチパークを横切って海岸に出る・・。その途中にあるボードウオークの床面に何時の頃からか、何やら楽しげな絵が描かれている。路面アートとでも云うのだろうか・・。 今朝、そこを歩いていたら、その絵の上に何かが転がっていた・・。絵とは何の関連性も無いのだろうが、思わず笑ってしまった。通り掛ったランニング姿の若者も、楽しげにそれを見ていた!!・・ さて、そのモノが絵の中に溶け込めるとしたら、どこら辺に置いたらマッチするだろ…

Loading

2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

アーカイブ