平塚海岸は頑張っても数尾、大磯から酒匂に掛けても同じような状況であるようだ。相模川、酒匂川から流れ込んだ濁りが相模湾一帯を覆ってしまっているのだ。 明日、日本サーフ・神奈川協会が主催する第二回目の「復興支援投げ釣り大会」が大磯海岸で開催される。大会の意義、趣旨に通じて釣果の方も回復することを願いたい。小生も、J・二宮さんに誘われ、久々の大会参加を予定しているのだが・・・。 さて、写真の果物?何だか判るだろうか? これは、良く通う小田原市酒匂の「宮嶋屋釣具店」の緑のカーテンにぶら下がっていたモノ。店主に聞いても、名も何も分からない。ただ「黄色く熟れると食べられるらしい」と言う。 様態はトゲトゲのあるゴーヤのようであるし、ドラゴンフルーツのようでもある。表面の白く見えるトゲは硬く、痛くてとても握ることなど出来ない。 パソコンから検索したのだが、最初は何をヒントにして検索してよいのかも判らなかった。ウリの種類で見つけたが出てこない。そこで特徴のある「トゲのある、ツノのあるウリ類」としたところやっと出てきた。 名は、ツノニガウリ。ツノメロン、キワノなどとも云うそうだ。黄色く熟れたら、半割して中身をスプーンで食べるらしい。・・キウイフルーツのような、果物に近いウリの仲間のようだ。 その一つを食試してみた。・・少しだけ酸味はあるが、キウイフルーツのような甘酸っぱさも無く美味くない。種が硬くて邪魔だから、これを出そうにもヌルヌルしていて果肉から外れない。 悪く言えば、便秘薬くらいに思えば食べられるのかも知れないが、決して、好んで食べるものではなさそうである。