数年ぶりに河津海岸にシロギスが戻ってきた。昨年の今頃もボチボチと釣れていたが、今年は本格的に、往年のキス釣り場として復活しそうである。 午前5時30分ごろから、海岸中央部の信号下で釣り始めたのだが、遠近投げてもキスの気配は無かった。喰い始めたのは7時頃からで、太陽光線が当たり始めてからだった。ちなみに、今日は雲がかかり光線が弱まると、食いが止まった。 一番に喰いがたったのは7時30分ごろで、距離は2色から手前。だが、3本バリにパーフェクトが続いたので、8本バリに変えた途端、食い止まってしまった。そして、バレが出始めたのだ。 暫し、このバレが何故なのか?考え込んでしまった。・・・原因は、オモリが軽かったのだ。3本バリの時は20号でよかったのだが、8本バリでは1尾でも食って暴れると、オモリごと浮き上がってしまい、追い食いした奴の口に、ハリ先が確実に刺さらないのだ。 20号の振出しサオには少し荷が重いが、思い切って25号を背負わせてみた。・・案の定、それからは「真打ち:黒」から伝わるアタリは元に戻ったのである。 大き目のキスを多重連で狙う場合は、オモリを重く、ラインに張りを掛けて、1尾1尾を確実にハリ掛りさせながら、・・忘れていたそんな技をふと思い出したのだった。(最近、そんな釣りに出会ってなかったから・・・) そして、4日に引き続き、今日も良かった。型は良く、18センチが標準。・・15センチ級が数尾と20センチ級が2〜3尾混じりで、数は48尾。重さは1.92キロだった、 今日は、何人かの投げ釣りマンが来ていたが、皆さん、1か所に留まり動こうとしない。多分釣れないからだろう、暫く後には姿が見えなくなっていた。 ・・・多分、そこから発信されるのは“河津海岸は全くダメだ”・・となろう。 小生は、クーラーはそのままにし、なるべく歩き、また、距離を確かめつつ、群れを捉えたらそこを集中的に攻めるような釣りをした。・・結果は、まぁ大漁! ・・・そうして、このブログで情報発信となる。 これは、どちらも本当の出来事である。・・だから釣りは面白いのだが・・・。一つ言えるのは、情報を得たら、直ぐに行動し、竿を持ったら、少し真面目にキスの居場所を見つけ出す努力をしたらどうだろう・・。狭い海岸で、釣り人の姿も殆んどないのだから・・・。と、思うのだが、・・余計なお世話かな?? 今は波が静かで、所々に濁りは生ずるが、まだまだ当分の間期待できそう。狙いは、浜中央と川寄りの水が澄んだところ。(今日、川手前でチョイ投げしていた方が20数尾と好釣していた。) ・・前回、ライトなタックルで!と云ったが、一応、少し硬めの竿も用意した方が良い。近くで喰わない場合、テトラ付近に居ついている場合もあるから・・・。 今日のエサは東京スナメ(チロリ)が良かった。川寄りの方はジャリメだった。