実は、昨日は小田原の宮嶋屋釣具店に所用があり、早朝に出かけた。・・ついでに!と言っては何だが、酒匂海岸に行って見た。 暮れから正月、27.8センチ級が混じるヒネが沢山釣れていた。狭い場所に竿が並んだそうである。 ・・・未だ、残りが居るかと助平根性を出し行って見たのである。海岸で、懐かしい釣友米山秀二さんに会い、また、暮れに大磯海岸でよく一緒した米沢さんにも出会うことが出来た。しかし、既にキスの群れは去ったようで、この日も二人がヒネを2尾ずつ釣ったのみ・・・、小生は全くアタリすらなかった。 やはり、情報は聞いた時に直ぐに行動しなければならない。・・改めて感じた次第である。 さて、今日、ホームの平塚海岸に行ってきた。遅出の8時過ぎだったが、何時ものテトラ群右手には数人が既に座を構えていた 小さいが釣れている様子を確かめ、傍に入れてもらった。 今日は、ピンギス仕掛けで多連を試そうと、鱚介アブミの4号の7点バリとしてみた。多獲が目的では決してない。一言で云うと遊び心を持った研究の一環である・・。 こうした時期に、多連で釣れる可能性は? どう云う釣り方となるのか?・・・そんな疑問からである。 最初の中は、フグ混りで小ギスが・・・、近くにいた土井さんは相変わらずテトラ周りを狙ってヒネを上げている。 フグにハリを取られた6本バリに「岩イソメ」を小さく付けて4色に投げ、数回サビいったところで、小さなアタリが入る・・・。 ・・でも、待って、すこし張りを緩めて、また待って、更にアタリが・・、そんな繰り返しである。10分も過ぎた頃、竿先がかなり重くなったところでゆっくりと上げてみた。 ・・・何と、6点バリにパーフェクト。・・・小さいがぞろりと付いてきた。 この時期に、平塚海岸でこんな釣りが出来たことは初めての経験である。記録に残る釣りとなった。・・ただ以後は、1尾、2尾といった単調な釣れ方となり、時計が11時を廻った頃、12尾を釣った所で終了した。 この所、外気温が下がったが、海の方もこれに伴って水温は下がろう。・・・これから先、水温が何度までキスは口を使ってくれるのか・・そこら辺を確かめたいと思っている。