釣りを楽しむ釣り

3週連続で!!

投稿日:

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

ショートタックルでの永山さん!

 南伊豆妻良の春ギスが諦めきれず、3週続けて出掛けてきた。
 同行は神奈川サーフの佐藤正美さん、通称ピョンちゃん。それに、釣り場で出会った小田原の永山幸央さんである。永山さんといえば、柔い竿に6〜7号のオモリを付けて釣るライトタックルの名手として知られた方である。

 この日も午前6時少し前に妻良に着いた。幸いに釣り人はイカ釣りの2人だけで、先端には誰も居なかった。

 潮は前回と違って5時30分頃が満潮。それから落とし午前11時30分頃が干潮一杯となる、下げ潮の中での釣りとなる。

 前回は上げ潮の中で3人全てが坊主。前々回は下げ潮の中、3人で10数尾だった。・・・云うならば、今日は、釣れた日と同じ条件を狙っての釣行だったのである。

 小生は何時もの通り、鱚介アブミ6号の2本バリ、テンビンは「真打ち‐SMAB」にオモリはウッドガン・スリムの「ぽっ君」18号。サオはキャスティズム20号とした。・・・言うなれば、4色以内を狙った小生流のライトタックルである。
 
 2本バリの上にアオイソメ、下バリにジャリメの1匹掛けで開始した・・・・。しかし、居ない・・。
 
 海面にコブシ大の頭を出していた岩が少しずつ大きくなり、潮が落とし始めているのを確認・・。ほぼ1時間を過ぎた頃、やっと18センチ級の一匹目が・・。
 しかし、次が来ない。アタリはモゾモゾとあるが、乗っては来ない。
 
 そんな頃、永山さんが・・・。聞くと、単身赴任先の清水からの帰り道に寄ったのだと云う。凄い遠回りの帰宅!・・でも、全く気にしない普段の行動のようである。

 すでに小浦の堤防に寄り20センチ級の顔を見たそうで、今日も何時もの通りの軽量なタックルで攻めるのだと言う。

 喰いは悪い・・・、時折、メゴチが来る程度・・。雨模様で風が冷たく、決して条件は良くない中での釣りだ。
 
 その後、頑張りの中、小生が2尾追加、ピョンちゃんが1尾、チョイ投げの永山さんが一番大きな20センチ級をゲットした。
 永山さんの釣りスタイルを見ながら、「魚を掛けたときのやり取りの、それはそれは楽しそうなこと・・・」を教わった。キスが近づくこれから、是非、小生もやってみたい!!との思いを強くした。
 
 ピョンちゃん、永山さん曰く、ライトタックルで楽しく釣るなら、ダイワから出されている「ディースマーツ」という竿が面白いとのことだ!!

 やがて潮は下げ止まり、この日の釣りを終りとした。

 状況から、今日の喰いは潮の下げ始めと潮止まり近くであった。潮の加減が、魚の喰いを左右することは明らかなのだが、この入り江に囲まれた静かな釣り場では矢張り上げの時間帯より、下げの時間帯が良いことを確認した。

 こんな課題を持って釣りをするのも、釣りの奥深さを知り、楽しさが膨らむ・・。こんなことを改めて感じた今日の釣りであった。

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

ピョンちゃんの貴重な1尾!

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

1ッ匹掛けのジャリメで






-釣りを楽しむ釣り

執筆者:

関連記事

大ギスのショートポイントへ

静かな岩礁に囲まれた入り江で 昨日、3時起きして村越正海さんと南伊豆下田の爪木崎に大ギス狙いで出かけてきた。 何時も磯のサラシを巡ってヒラスズキなどを狙っているルアーマンの村越さんが、大事にしている大ギス釣り場を案内してくれたのだ。彼はルアー釣りで磯を歩く傍ら、常に色々な対象魚の居そうなポイントをチェックしている。 この日の小場所は、彼が釣りの合間に遊びのチョイ投げで大ギスを仕留めているマル秘ポイントでもあった。 これまで、何度かお誘いいただいていたのだが何やかやと間合いが悪く、この日が初…

Loading

シーズン最後のカワハギ

27センチのご満悦昨日、我がカワハギ釣りの師匠である久保秀一氏の誘いを受け、今シーズン最後のカワハギ釣りに行ってきた。船は、三浦半島小網代港の船宿「丸十丸」。小菅祐二船長の話しでは、秋から釣れ続いたカワハギもめっきり少なくなり、ここ数日は、1日置きか、2日置きで喰いが良かったり悪かったり。・・・今日は良い側の日だろうと云う。 午前8時、期待を持って船に乗る。・・だが、何となく静かで寂しい船上だ。「悪りぃ、悪りぃ!!の情報が飛び交っちゃぃやがってよー、客足が遠のいたかもしんねーなー」との船長…

Loading

懐にカイロ抱えてハゼを釣り

朝晩の冷たさ寒さは、もうすっかり冬を感じさせる。今の頃となると、ハゼも穴を掘り、巣ごもりして春の産卵に備えると聞く。型は大きく、16~18㎝が揃う。今日は、釣友の掘って来たミミズを餌に、じっくりと大ハ …

Loading

no image

カワハギの面白さに堪能

これはカワハギではありません 12月5日、午後2:30伊豆、川奈漁港から出航。釣り場は、港から数分の川奈ホテル前、約300メートル付近。 船頭さんの話では、午前中は食い渋り、キタマクラに悩まされたそうだ。生憎の雨が降り始める。だが、一尾の顔でも見れればと、期待に胸を躍らせながら早速仕掛けを下ろす。水深は、約25メートルである。 今回の釣りは、釣り仲間である渡部氏の友人の別荘で催される夕刻からの懇親会に招かれ、その前座なのだ。釣らなければ夕飯にあり付けないという訳ではないが・・・。メンバーはそうそう…

Loading

土佐の高知を様々に楽しむ!!

山中さんの27? 5日、深夜高速バスは東京駅八重洲口を出て、翌朝7時30分、新しく整備された高知駅に着く。普段一人なら羽田から竜馬空港だが、今回は時間は十分ありバスを試みたのである。バスの乗り心地は往復ともに静かで快適であったし、第一料金が安い。飛行機だと往復で約6万円だが、バスは21500円と3分の1である。これならば行動範囲がかなり広がるな!・・と云うのが一番の印象だった。 高知駅には釣友で兄貴的弟分の堀川宗雄さん(堀オリジナル工房主宰)と中橋貞吉さんが待っていてくれた。さっそく、高知…

Loading

2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

アーカイブ