何もせず過ごした正月3ヵ日、少し腹回りが増えてしまったようである。これ以上のダラケは我慢できない。 明日は茅ケ崎海岸に行こうと、昨日、小田原市酒匂の宮嶋屋釣具店に行き貴重な岩イソメを買ってきた。 行こうと決めたら寝覚めは早い。今朝は4時過ぎに起き、朝飯を済ませて5時半過ぎに家を出た。 まだ暗い茅ケ崎漁港の駐車場に車を停めたが、この頃すでに駐車場は満杯に近い・・。漁港入口にある数軒の船宿は、正月休みの釣り客で凄い賑わいである。 背負子のクーラーを肩に、手に竿とバッカンを持ち、その混んだ間を通り抜け海岸に沿った遊歩道を東に進む。・・・30分ほど歩き、ヘッドランド東側の釣り場に着いたが、まだまだ暗い。西を仰ぐと富士の上に大きな月が輝いていた。時計の針は、6:05分を指していた。 6時半ごろ、第1っ投・・。今頃の此処のキスは明るくならないと喰わないことを承知しているのだが、何せ狭い釣り場であるから良い釣り座を確保するにはこうするしかないのだ! ・・待っても、サビいても喰わない。後から来た顔馴染の話では、暮れから正月の間はほとんど釣れて無いと言う。ここより反対側(西側)のワンドの方が可能性があると言う。・・確かに、そこは良いのかもしれない。・・4人ほど釣り人が入っていた。 その言葉に従って移動し遠近探って見た。・・しかし、小生だけなのかしれないが、こちら側も全く気配無し。・・その頃、和田兄さんがやって来た。今上げ一杯だから、落とし初めに喰うと言う。ん・・・ならばと、再び元の釣り座に戻ってみた。 ・・何と、小生が留守中に、ここに居た二人が1尾づつ釣ったと言う。迷ってはダメ、初心貫徹だよ!・・と、言われてしまった。 さっきからフグが多く、傷んだ仕掛けを5本バリに替え、岩イソメを付けて3色に投げて見た。・・そっと、2色までサビいたところで止めて待ってみた。 同じような釣り方での3投目だった。・・・やっと来た! 少しアタリが弱いが、確かにキスのアタリである。・・上げてみると18?級が付いていた。・・釣れない最中に、兎も角1尾のキスの顔が見れたのだ!! ・・・2018年、平成30年の初物である!! その後、和田兄さんにも・・。それは大きく、21センチくらいであった。 数投後、共にキスの顔を見たところで、早めに終ることとした。 ・・さて、ここの「湘南銀ギス」はまだまだ居ると見た・・。明日も行く予定なのだが、奴ら、全部釣り切ってしまった!・・などと云われないように、もしかして他の釣り場を目指すかもしれない・・。