高澤鱚介 Sea Side Blog

投げ釣り研究家

2017年07月25日(火)

富山〜能登・曽々木海岸釣行 [投げ釣り釣行記]

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かほく市の白尾海岸で!

 釣り仲間5人で能登まで行ってきた。主な釣り場は、富山県氷見市の島尾海岸、石川県輪島市の曽々木海岸(大川浜)、かほく市の白尾海岸(川崎浜)だった。
 
 21日の夜、11時頃出発。圏央道〜中央道〜長野道:松本ICを下り、158号線で安房峠を超え、奥飛騨平湯から471号線〜41号線を辿り、北陸道の富山IC〜小杉ICに向かった。小杉IC着は22日の午前4時。・・以前は、東名〜名神〜北陸道を使ったが、それより2時間も短縮したルートで、高速代も半部である。
 
 小杉インターを下り、すぐに燃料補給を・・。街中から離れた釣り場近くにはガソリンスタンドは少ない。・・燃料補給をまめにすることが地方遠征では必然なのである。
 
 近くのコンビニで、今回の案内役をお願いした吉野海洋君と落ち合う。・・挨拶もそこそこに氷見市の島尾海岸い向かう。以前来たときは大風が吹き釣りにならなかったが、この日は嘘のような静かな海。・・まるで、池で釣るような状態だった・・。

 ・・先ずは3色に投げて見た。・・・いきなりアタリが入った。・・どんどん乗って来る。5点バリに4点・・。少し小さかったが群れは濃い。・・・続いての5色では大き目が付いてきた。
 同行の仲間も皆釣れている。地元勢の海洋君、彼の友人である小竹永泰さんはあたり前のように、10本バリでパーフェクトも見せていた!!

 皆で固まって釣ったためか、暫くして数は減ってきたが少し移動するとまた釣れ始める。・・そんなことを繰り返しながら数十尾は釣ったろう。

 小生、今回の釣行では大き目を釣るのが目標でもあったが、しかし、20センチを超えるような良型は居らず、小さ目は全て放流・・・。どうやら、大型の釣季は少し過ぎてしまっていたようである。
 因みに小生のハリ数は、鱚介アブミのケイムラフッ素コート6号の5本バリで、それ以上の多連用ハリ仕掛けは持って来なかった。

 陽が上がり、真夏の太陽は容赦なく照りつける。止む無くここを諦め氷見の街を北上し、石川県七尾市の幾つかの小浜を狙うことにした。
 だが、2〜3か所竿を出したが、何処も中っパ以下だった。昼食後、再び島尾海岸(右手の松林下)に戻ったが、時合も外れたのだろう、良型も連も楽しませてはくれなかった。それにしても暑すぎる。・・・寝てない老体には我慢の限界にあった。

 早めに宿に着き、汗を流し冷たいビールで喉を癒す。宿は海岸沿いにある「磯の音 氷見っ子(0766-74-0007)」。・・聞くところ、主人は氷見のブリ漁の網元をやっているそうだ。・・・料理も酒も旨かった!!

 
 2日目の23日、午前4時に宿を出て、能登半島の輪島市の先に位置する曽々木海岸(大川浜)に向かう。・・降っていた雨が七尾市を過ぎた辺りから本降りに変わり、輪島に近付いた頃からは大雨が叩きつけてきた。ラジオから、現在能登地方は集中豪雨で、大雨洪水警報が出され居ることを伝えていた。
 
 釣り場に着き海岸沿いの広場に車を止めたが、豪雨のためとても外には出られない。一旦、16キロ離れた輪島市まで戻り、コンビニで朝飯とクーラー用の氷を買う。
 ・・・1時間くらいたった頃だろう、小止みになったので再び大川浜に向かう。・・合羽を着れば出来そうだ・・。

 しっかり身固めをして、海岸に立つ。幸いにして近くに川は無く、大して濁りも入っていなかった。・・仲間たちは其々釣れそうな場所を選んで分散・・。小生は、以前大釣りをした左手に入って見た。
 ・・・確かに魚影は濃い。3点、4点と乗って来る。・・・間もなく雨は止んだが、ここにも大型は居なかった。 ・・雨が止んだ途端、合羽の中は蒸し風呂と化す。
 
 夢破れたり!・・そんな気もしたのだが、釣りとはこんなモノ、警報すら出されている豪雨の合間での釣りである。釣りなどやる方がどうかしているのかもしれない。・・適当に数釣りを楽しんで、止む無くここを諦めることにした。

 昼、輪島に戻り「輪島の朝市」を覗いてきた。・・釣行時にはめったにできない貴重な観光である。
 大雨の最中だから店の数も少なく活気は感じられなかったが、矢張り土地柄だろう魚の加工品が多いようである。
 昼飯は蕎麦うどんが食べたいと探したが見つからない。ならばと、旧国鉄輪島駅跡地にある観光協会に行って聞いてみた。2軒紹介があったが、近場の「旭そば本店」に行くことに・・・。
 地方には美味いものが多い。冷たい「トロロ蕎麦」は、しっかり腰のある蕎麦と、削り節から取ったダシが良くきいたタレが相まって実に美味だった。・・また来たら寄ってみたいほどの美味さを感じた!

 実は今回の釣行では、羽咋市の「千里浜」で投げることを計画していた。雨も小止みなった中、渚ドライブウェイに入ったのだが、何時も静かな海は濁りと風波が立ち、釣りにはならなかった。・・・聞くところ、今年の千里浜のキスは何処でも釣れ盛っているが、型は小さいとのことである。

 夜は、かほく市内に宿を取っていた。千里浜からの帰り道、白尾海岸(かわさき浜)を覗いてみた。・・濁りも無く、背からの弱い風だったので数投してみることに・・・。
 ほぼ1時間の中だったが、ここには少し大き目が居た。今日の厳しかった釣りを慰めてくれるような、また、明日に期待を持たせてくれた一時であった。

 宿は、何時もの、魚料理・民宿「やまじゅう(076-283-3455)」。・・海洋君から予約してもらっていた。宿に着き、すぐに風呂に・・、6時から夕食・・。
 今日は海洋君は塩屋(石川県の西はずれ、福井県堺の海岸)で行われた投げ釣り大会に行っていた。
 ・・豪雨に見舞われた大会を終わってから、2時間も掛けここまで来てくれたのだ。
 車だから酒こそ一緒出来なかったが、久しぶりにゆっくりと楽しい談義が出来た。彼の明るくにこやかで若さあふれる物腰と腕前、また、全国を股に掛けた行動力には何時も関心している。


 最終日の24日、曇り空の中、まだ暗い4時半過ぎに宿を出て、昨夕の釣り場に行ってみた。海岸は、渚に向かってコンクリートの階段状の釣り場として整備されつつある。一帯は工事が続いており、そんな中の、一応完成された場所での釣りであるが、流れ着いた流木等が気に掛る。ただ、それは波口だけで釣りに支障は無かった。

 宿と午前8時に朝飯を約束をしているから、実質2時間ほどの釣りであった。・・遠近何処にもシロギスは居た。小生は昨日大きいのが釣れたが、この時はダメだった。ただ、仲間のそれぞれが23p級の良型を見せてくれ、それが慰めであった。

 帰りがけ、大きなクレーン車が海岸に入ってきて、すぐ我々の傍に停まった。・・何か文句を言われるのか?・・一瞬思ったがそれは杞憂であった。・・何時も、こちらに来た居りお世話になっているベテラン投げ釣り師の石田匠さんだった。釣り姿で無かったので分からなかったのである。しばし釣り情報を交わした後、近くの工事現場に向かい去って行った。

 宿に帰って朝飯をとる・・、さあどうしよう?? ・・時間は十分あり、何処かで竿を出したかった。・・だが、豪雨後であり、まだまだ続きそうな豪雨予報の中、どこの海も濁りが強く釣りにはならないだろう。
 ・・そんなことで、早くもあったが、止む無く帰路に着くことにした。かほく市から北陸道「森本IC」に行き、富山で下車。・・そこからは、来るとき通った道を、明るい景色を楽しみながら戻り、松本ICへ・・。高速の途中、幾つかのサービスエリアなどに立ち寄りながら、午後3時過ぎに帰宅した。

 結果から言うと、釣季が少しずれ、大キスは過ぎ去った後だった。今は既に何時もの通りの「夏の小ギス」の釣季になってしまったのだ。また、豪雨に見舞われてしまったことが重なったための影響もあろう。
 まあ、そんなこんなで、今回は思った通りの目的が達成できなかったのだと承知しておきたい。
 
 恐らく、秋10月に入ったら再び大ギスが釣れ盛るようになるだろう!! ・・そんな電話がついさっき、海洋君から掛ってきた。・・秋にはきっと釣れるから、また来られませんか?・・と云う誘いなのであろう。
 
 今回も何時もの釣り仲間との釣行だった。・・気心の知れた仲間との遠征釣行はいつも楽しく、また、地元で出会った方達が気持ちを豊かにしてくれる。案内頂いた海洋君、仲間の皆さん、今回も有難うございました。

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氷見市 島尾海岸で!

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連で!


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小竹さんも!

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美雪さんも!


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途中の釣果!

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傷まぬうちに!


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學さん!

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氷見っ子の夕食!


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雨の曽々木海岸

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それでも連で!


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千里浜・・

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千里浜 釣りにならず!


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かほく市白尾海岸

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沢辺さん夫婦


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まあまあサイズが!

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貴重な大物?


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2連で大きいのが・・

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チョイの間の釣果!


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やまじゅうの出船盛り!

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親子みたいと云われたが・・


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白尾の左釣り場

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白尾の右釣り場


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最終の一投!

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終わり・・帰路に!

Posted by 高澤鱚介 at 08時30分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2017年07月20日(木)

「W・スライド」 テンビン [鱚介オリジナル工房]

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W・スライドの心臓部

 ピタッと書き込みが無くなったが、どうしたのか?・・そんなメールを頂いてしまった。
 決して体調を崩した訳では無い。ただ、性分なのだろうか、どこそこが釣れ盛っていると聞くと、何故か行きたくなくなるのである。歳?暑さ?と云われれば、そうかもしれない。・・が、昔から、そうした天邪鬼(あまのじゃく)的傾向はあった。

 いま、湘南から西湘の海岸では例年に無いように良く釣れて居る。・・行かないまでも、情報だけは色々入る・・。
 だが、過日、ある程度満足した釣りをしており、なおも追っかけ、もっと釣りたい!!・・とは思わないのである。

 ならば、何してたのか?と云うと、造るのが一番嫌で、嫌いなテンビンを造っていたのだ。
 ・・何種類かある「鱚介テンビン」だが、その中に「W・スライド」と言うのがある。以前ここに書いたが、地元釣り仲間の土井さんが考案したもので、少し手を加えて完成した優れものである。
 実は、これが意外に人気が高い。・・決して多くの方からでは無く、特定のマニアックな方からの注文が入るのでる。

 構造は、写真から判断してほしいのだが、これを造るのが実に大変なのである。構造が複雑で、細かな作業が必要なのでる。・・・したがって在庫が少ない。
 
 これを完成させるには、針金を既定の長さに切り、油落としのため洗うことから始まる。・・幾つかの部材を造り、終盤でこれを組み合わせる。そして最後に検査し、パスしたものだけを、パソコン造ったラベルを張ったクリアパックに入れ、完成させるのである。

 ざっとだが、手作業で行うこれら工程を数えると、実に30工程以上をこなさねばならない。その都度、治具を変え、工具を持ち換えて、挟んだり、曲げたり・・・手のひらには、何時の間にかマメが出来、固まってしまっている。・・
 何から何までわが身一人、我が手一つで、全てをこなさなければならない。・・ふと、そんな手の平を見ると、すっかり職人になった自分をそこに感じるのでる。

・・いま、ここにやっと100組(200本)程の「W・スライド テンビン」が出来上がった。
 
 正直言って、注文があるたびに、もしや「W・スライド」
の注文か??・・・で、なければ良いのだが・・、もう残りは少ない、造るのは嫌だ!・・・できれば造りたくない!
 そんなビクビクした状態から、今暫くは解放されそうである。
 でも、・・・喜んで使ってくれる釣り仲間からの注文がある限り、造り続けねばならいのだろう。


 明日から24日まで、富山〜石川〜能登方面に釣行する。後頭部に強い日差しを受けながら、日本海側のキス本番を楽しみたいと思って居る。


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Posted by 高澤鱚介 at 18時04分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2017年07月09日(日)

平塚海岸 テトラ前のチョイ投げ-2 [釣りを楽しむ釣り]

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チョイの間の釣果

今、釣り場から帰ってきた。・・暑い!!

今朝は早く、午前4時半には海岸に着いたのだが、なんと昨日釣れた場所には既に数人が入っていた。昨日、西側に居た連中で、情報を知っていち早く来たのだろう・・。釣りとはそれがあり、・・なのである!!

 止む無く海水浴場を仕切るブイのすぐ横に入らせてもらった。支度をし、さてエサを付けるべくエサ箱を開けて驚いた。全てのジャリメがくたって居たのだ。昨日洗った時、海水が多過ぎ、おまけにクーラーで冷やし過ぎていたのだ。
 時折やる失敗である。長年やっていても、こんなことは有るものだ・・。

 海水で何回も洗い、動くヤツだけを選んだ。・・もうすっかり気が失せてしまったが、兎も角、今日は東京スナメは持ってないし、ジャリメで勝負しなければならない。

 3色まで数投したが、アタリは無い。また、数人いた先行者もダメな様子だった。
 一層のこと、昨日、大勢が居た場所が空いていたので、急ぎそこに移動した。
 ・・・そして数投後、やっと1尾が・・・、20センチの良型だった。
 喰った場所は2色であったが、その後に来た2尾目、3尾目は、1色~チカラ糸だった。
 
 ふと思ったのだが、生きの良いジャリメであったら、もっと釣れたような気がする。・・エサの選びは大切だが、今の時期、矢張りジャリメ、東京スナメの両方を用意した方が良いだろう。

 潮が引き、時合も過ぎ、マリンスポーツの客も増え始めた。今日はジャリメを試すことだったので、これは十分に効果ありと確認できた。
 暑くならないうちにと、今さっき、引き上げてきたのである。
 

Posted by 高澤鱚介 at 08時29分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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プロフィール

高澤鱚介

高澤鱚介 (本名:高見澤 佑介)
 1941年東京に生まれ神奈川県の相模湾に面した二宮町に育つ。少年時代に竹サオに木リールでシロギス釣りの基本を覚え、以来、変遷する最先端の投げ釣り界で過ごす。「高澤鱚介」の名で長らく釣り誌等に執筆、NHK・TV等の釣り番組にも出演。昔日のオリムピック釣具のテスターとして、また、全国の釣り場環境保全に取り組むNPO法人イエローガイズ専務理事として長年に渡り活躍。現在、公益財団法人神奈川県栽培漁業協会の評議委員、全国釣り団体協議会の公認フィッシングマスター。さらに、釣り団体が主催する釣り行事や各地で開かれる釣りクラブの懇親会等に参加するなど、シロギスを求め全国を行脚中。同時に、近時は船のシロギス、カワハギ釣りにも挑戦中。一方、本物の釣り道具を伝承すべく「鱚介オリジナル工房」を主宰、鱚介テンビン「真打ち」や、ウッドシンカー「SMABS」、多連仕掛け巻き、オリジナル竿立て等々の名品を手がける。(神奈川県平塚市在住)

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富山〜能登・曽々木海岸釣行

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「W・スライド」 テンビン

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平塚海岸 テトラ前のチョイ投げ-2

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