こんな写真が残っていました。

芯にボールベアリングが入った高級な大磯型と呼ばれる木リールです。
昭和20年代には、木リールに太いテグス糸を巻き、それこそ今で云う2色も投げれば20cm級の銀ギスが沢山釣れたものです。

持つことが誇りでした。価格は確か4000円台だったと思います。
そして、昭和30年代では、オリンピック釣具のスピーニングリール、・・・この93を持てるのが誇りでした。

この金色の93を持つのが見栄っパリの宝でした。
また、40年代には少し贅沢な、金色のウルトラ93もありました。