投げ釣り釣行記

残暑の平塚海岸絶好釣

投稿日:

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

普通の語句では「絶好調」と書くが、釣り人はそれを「絶好釣」と書く。この絶好釣といった文字を使った情報を、湘南平塚から発信するのは実に久し振りである。
昨夕、釣友の山田聖二さんからの電話で「鱚介さん!!この頃なにやってんのよぅ!ちっとも顔が見えないけどさぁ・・、平塚、絶好釣よ! 今日午前中釣って、26尾だった・・!!」っと、少し上ずった声で伝えてきてくれた。
台風の余波で荒れていた波もそろそろ治まり、近々、平塚海岸を攻めてみたい。・・そんな思いの最中の情報であった。その時には、遅れを取ったか!!っと思いつつも、その情報に感謝、早速、乗りなれない自転車を駆使し、ジャリメは「浦田釣具店」に、東京スナメを「釣り平」に買いに行く。

今日、早起きの心算が寝過ごしてしまった。海岸に立ったのは午前6時半過ぎ、既に10人位が竿を出している。久々に会う釣友達に挨拶しながら支度を整え第一投をする。
先行者の話から、まだ本格的に食いが立っていないようだ。だが、4色に投げた我が竿に、いきなり鋭い当たりを感じた。「鱚介テンビン」の効果だ。ゆっくりとサビき、追い食いを待ってから、周りに気づかれぬ様にハイスピードでリーリングする。波口から顔を出したのは、期待通りの16〜20センチ級の4連だ!!
周りから聞こえる???の声に、会釈もしながら次の動作に入る。以来、2連、3連と思いもせぬ喰いに恵まれ始めたのであった。その後は何時もの通りの釣り人の習性、皆がこのポイントに集まりはじめ、そこそこに釣れ始めたのである。

結果から言うと、私の道具立てはライトタックル。距離は4色(100メートル)内外。エサは東京スナメが良かったが、ジャリメも同じくらい良かった。不思議なことに、シロギス以外のフグやメゴチ、ヒイラギの姿は見えなかった。
数は32尾。その内ピンが6尾だった。

天気概況から予測すると、当分静かな日和が続くようだ。この分なら、一挙に秋の好釣期に入るかも知れない。平塚海岸の一帯で、もっと近くで、波裏でも食いだすかもしれない。そんな予感がしてならない。
情報は既に広まっているかもしれない。だが、聞き知ったら直ぐに直行する。それが投げ釣を倍も楽しむ戦術である。奮戦を期待したい。





-投げ釣り釣行記

執筆者:

関連記事

平塚海岸 要・我慢!!

静かになった釣り場で坦々と!! 今朝は、通称「尼寺下」に行ってみた。具体的には、桃浜町プール下から西の花水川方向に歩き、背後の広報スピーカー塔の下辺りと言ったら判りやすい。 昨日の情報では、ヒネを17尾も釣った方が居ると聞いた。果たして、その確かな情報から、今日は早朝から多くの太公望が並んだでいた。しかしながらよく有る、何時ものパターン。・・釣れないのである。 釣れないと言うより、キスの群れが薄いのである。  大概の人は、ヒネが1〜2尾、ピンが数尾と言う結果だった。そんな中、ヒネのツ抜けを…

Loading

極暑と豪雨の高知遠征

28センチを頭に・・・!! 炎天下を予測しつつ、6日から11日までの予定で堀オリジナル工房を主宰する堀川宗雄宅に投宿し、四国高知に釣行してきた。 しかしながら、後半は大雨に叩かれ、おまけに台風9号の発生。こんなことで海も荒れ、回復の見込みも無い。さらには、帰りの航空便の欠航も予測されたため、急遽変更し昨日10日に戻ってきた。  ことに、9日には淡路島〜徳島に居たのだが、最大級の豪雨に遭遇し、高速道路は全てストップ。街中の低地にある道路は冠水し交通止めするなど、実に恐ろしい体験をしてしまった…

Loading

静浦湾・口野へ

釣果あり春の陽気漂う駿河湾の奥、静浦湾口野で久々に投げてきた。先日、チョッとイッパイした折に、磯・投げ情報の取材をする釣友から誘われたのだ。最近、私も書きそびれており、毎月欠かさずに送ってくれる本のお礼にと、喜んで取材協力に乗ったのである。午前5時30分、釣友車が同行のFさんを乗せ迎えに来てくれた。スギ花粉アレルギーを持つ、デリケートな私?である。一昨日から症薬のセルテクトを飲んでいるためか、ヤケに眠さが残っている。1錠飲んでしまうと余りにも効き過ぎるから一錠を半割りにして、朝晩分けて飲む…

Loading

佐渡へのシロギス釣り

大漁にカンパイ! 釣り仲間と7日の夜から10日まで佐渡でのシロギス釣りを楽しんできた。メンバーは、和田満雄さん、本荘克行さん、宇都木朗さんと小生の4人。皆、6年振りの佐渡釣行であった。 佐渡のシロギス釣り場は砂浜は少なく、殆んどが整備された漁港の堤防となる。6年の内には台風や大波の影響を受けたのであろう、幾つかの堤防破壊も見られたがやはり投げ釣りマンが少ないためか場荒れも無く、それなりにシロギスは釣れた。・・ただ、大型は少なくなったように感じるが・・。  過去から、例年、11月中旬以降に入…

Loading

伊東・赤沢海岸 良好の兆し!!

3連は嬉しいかぎり!! 今朝、早起きして釣友の下島伸一さんと東伊豆の赤沢海岸に行ってきた。ともに、100人会でモノ足りなさを感じていたからだ。もっとも、余った高知県産の生きの良いジャリメが沢山残っていた事もある。 午前5時30分、漁組の駐車スペースに車を停める。この赤沢海岸は、30メートルにも満たない狭い海岸で、10人も入れば一杯になってしまう。・・・幸いに今日はウイークディでもあり、他に投げ釣りマンの姿は無かった。 ただ、一帯には深い靄が掛かり、波の状態が良く分からない。良く観察すると、…

Loading

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

アーカイブ