季節とは正直である。今年もサクラ前線に乗ってシロギスが釣れ始めている。
喰い始めたのは水温が16度台を示した4月下旬からで、午前中の釣りで1〜3尾だった。それから、ほぼ10日過ぎた今日の水温は17度台に上昇中である。まだまだ水温は安定せず喰いも疎らだが、やっと海岸一帯で喰い始めたようだ。ただ数の方は、ツ抜けることは未だ少し先かな??・・・と言う感じではある。
今朝は、7時頃からテトラ左から投げ始め、場所を少しずつ西側に移動しながら釣ってみた。ここでの喰う距離はテトラぎりぎりから2色まで。釣り方は、待ちを主体に少しずつサビく釣りで、言うなれば、我慢強くゆっくりと、アリが歩む速度のサビキで誘うような釣りに効果を見た。
ハリは東京アブミの5号、3本バリ。エサはジャリメで、吸い込みやすいように小さく付けて見た。
・・今年は新たな試みとして、船釣りで好釣だった仕掛けからヒントを得て、それを応用したこれまでのものとは異にした「ある仕掛け」を使っている。この中身はもう少し結果を見てから紹介するが、二度の釣行から見る限りかなりの効果を感じている。
今日は11時までやったが、終了までの釣果は15〜20センチを8尾。・・残念ながらツ抜けは出来なかった。あと1尾の可能性はあったろうが、九尾で終えたのでは苦るしむし、ゲンを担いで末広がりの八で仕舞ったのである。(笑)
情報では、平塚海岸の西側、通称尼寺下辺りでも4色付近で喰い、数も同じように7〜8尾だったようだ。
これからは水温も上昇し、いよいよ投げ釣りシーズンが始まる。・・キスの投げ釣りは「足で釣ること」を意識しながら、今年もまた研究しながら楽しみたいと思っている。
なお、今回から、当日記にはタイトルに連番を表示し、なるべく克明に情報をお知らせしたいと思っている。
平塚海岸 1 ツ抜けず!
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執筆者:高澤鱚介