平塚海岸では、良型が海岸一帯の何処かで釣れている。だが、この「何処か」を見つけるのは至難の技なのかも知れない。
情報を頼ろうとしても、それは過去のこと。昨日、そこに群れていたキスは、多くの場合、移動してしまって、もうそこには居ないと考えた方が良い。
やはり、その日、その日は、自分の足でしっかりと見つけ出すしかないだろう。
実は、昨日は早朝、西側の花水川近くの防災放送塔まで歩き、釣りながらテトラ迄戻ってくることにした。
早朝、プール下から100メートルほど西に入り、第1投をした所、大きなアタリがあったのだが逃げられた。
3本バリの2本に東京チロリ、1本にジャリメの1ッ匹付けをしたのだが、食い逃げはジャリメだった。
・・・直ぐに、3本すべてをジャリメに換え投げたところ、同じ3色付近で強烈なアタリが・・・。上げてみると、24センチ超の立派なキスだった。
*「東京スナメ」のことを「チロリ」とも云う。このブログには、何時も「東京スナメ(チロリ)」と書いているが、今後は、面倒なので「東京チロリ」という事にしようと思う。ご容赦あれ!!
それ以降は喰いも無く、放送塔下に居た仲間を訪ね情報交換を・・、さらに戻って、プール下、扇ノ松下と探り歩いたが、たった1尾追加しただけだった。
そして、何時もの、テトラ西側にある看板下まで移動。・・そこには何時もの仲間が屯し、何と、此処では早朝からポチポチと食い続き今も釣れていると云う。
気を取り直し、云われるままに、東京チロリを付け、6色一杯に投げてみた。喰うのは4色に入ってからで、ここで3尾を釣ってこの日を終わることにした。
釣果は24センチを頭に5尾という事だが、この日良かったのはプール下右手で、13尾を釣った方が居たそうだ・・。
そして今日、昨日釣れたテトラ西側200メートル付近から投げ始めた。
一投目、4色付近で小さなフグらしきアタリが・・・、しかし、上げてみると最近あまり釣れない16?クラスの小ギスだった。
そして、東京チロリの大き目を付けて投げた6色・・・。ゆっくりとサビくと、誘いに乗せられた16〜20センチ級の美しいシロギスが、ガツン、ガガガッと強烈なアタリを送ってくれた。
8時頃までに6尾、場所を変えたり戻ったりしながら11時頃まで頑張って、今日の釣果は9尾!!・・・ツ抜けることが出来なかったのが残念だが・・・。
今日共にした和田春雄さん、早朝はダメだったが、南風がそよそよ吹き始めた10時頃から本領を発揮!! 場所を少し西に歩き居場所を見つけたと云う。・・・帰る最後の一投にも20センチを掛け、数は7尾と、連続してのヒットは見事だった!!
やはり、キス釣りは、しっかりと足を使って見つけ出し、じっくりと誘いをかけて釣ること・・、この基本を思い起こさせられた2日間だった。
平塚海岸 気合を入れれば!
投稿日:
執筆者:高澤鱚介