ずっと低気圧の影響で荒れていた平塚海岸、昨日からウネリも治まり、水の色もやっと夏の海へと変わってきた。
現金なモノで、釣り場環境が整い、少しでも釣れた情報が伝われば、じっと我慢していた太公望がダッと押しかける。
情報を聞いてから出かけるのは小生の気質には合わないのだが、最近は他の用事に気を取られ竿を出すチャンスが無かった。そんなことで、今回はそうした有り難い情報を得て、勇んで繰り出した一人でもある。
午前5時、テトラ群東に行ってみた。既に、今日から始まる海水浴場の範囲を示すブイが入れられ、いつも通りの「夏の釣り場」が出来ていた。
・・と、言うのは、例年、ブイに囲まれた角面に良いポイントが出来るのである。・・・4色以内、もっとも釣れるのは2色である。何故そこにキスが集まるのかは分からないが、ブイを繋ぐロープの根元砂嚢付近の海底には変化が出来、エサが寄るのかもしれない。
6号3本バリ(鱚介アブミケイムラフッ素コート)に、中っくらいのジャリメの一匹付けで3色に投げて見た。
・・だが、アタリも、掛ってくるのもフグばかり・・・。
3投目、少し方向を変え2色に投げて見た・・・。凄いアタリが!!
久しぶりのキスのアタリは小気味よかったが、型は18?級だった。・・それでも期待を高めてくれた一尾だ!!
例年の如く、キスは近場だった。それから続いて2尾を2色で・・。その2尾目は波の中チカラ糸が見えてからで、少し大きく20センチの良型だった。
暫くやって、またまたフグの猛襲から逃げるため、テトラ群の西側(海水浴ブイの右側)に移動・・。
ここでは4色一杯、テトラ際で2尾が来た。さらに波口、チカラ糸で大きいのが2尾来たのである。
ずっと通う地元釣り人の最近の最大数は4尾だと聞いたが、久しぶりに訪れた今日の小生には海が歓迎してくれたのか、都合7尾ものサービスがあったのだ。
時間はそろそろ7時半。・・暑くなる8時には上がる積りだったが、久々のキスのアタリの余韻が消えないようにと、少し早目に終えることにした。
静けさが続けば、やっと例年通りの釣りが出来るように思う。大げさな道具立てはいらない。軽量タックルで波間を狙った釣りをお奨めしたい。
平塚海岸やっと釣れ始めたようです!
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執筆者:高澤鱚介