昨夜来の温帯低気圧の通過に伴って、海は大荒れの状態である。昨年ビーチパークに設置された海況情報の電光掲示板に、初めて(・・と思う)の「波浪警報」が灯された。(警報が赤字で、黄色字が注意報であることに気が付いた。) 海は濁り、大波がテトラ群を洗っている。警報がなされていることに気が付かず、近寄ってはならない渚に近づくと、波しぶきで体がじっとりと濡れてきた。 春の大荒れは、海をかきまぜ夏の海にと表情を変えていく。江の浦の海に設置された観測ブイから発せられている海水温は遂に20℃を超え始めている。 この暖かい潮が海底に届きかき混ぜられれば、間もなくシロギスが好む水温に達する筈、後は時間の問題だろう。 せっかくの休日、釣りに出られない悔しさは後の楽しさに通じる。そう思えば我慢は出来る。 最新版の「サンダウナーCP:31−405」に、ガイドもシートも装着できた。明日からは早速、試し投げに出かけようと思っている。 今年は、砂浜からのキスは釣季が早まるような気がしてならない。