おもしろ試作品として幾つかを紹介してきたが、先の竹オモリやウッドシンカーのように、小生以外にも色々と遊び心を持ちながら造っている方が居られるのだ。 そこで、今暫く小生が手掛けたものではないが、頂いたそうしたモノの中から、面白味のある幾つかをここに連載してみたいと思う。 写真のモノは、堀オリジナルの絵柄のウッドシンカーである。左の青タンウッドには龍が、右側は「パトリオット」と言う物騒な名の付いたウッドシンカーだが、それぞれに絵柄や文字が描かれている。 堀工房さんの作品は、タングステンを除いては全て自作である。鉛には錫を加え硬度を高め、タタキ出しで成形し、表面に磨きをかけ仕上げている。 ウッド部分はケヤキ材の塊をノコギリで引いて角材を造り、フライス盤でウッドキャップを造り出している。・・・正に、全てを器用に手造りしているのである!! 一言付け加えると、オモリ先端の尖った「パトリオット」型はとてもよく飛び、サビキも軽く、アタリが良く取れるのでベテランキャスターからの人気が高い。 正直言って、鱚介オリジナル工房には近づけない領域にある作品である。