「鵜」と、潜る瞬間の「カンムリカイツブリ」
またまた、鳥の話である。先にカモメと協業してエサをあさる「潜る鳥」のことを書いた。その後、幾つかのメールが入り、あれは「鵜」であるとの結論めいた話もあった。以後、海岸を歩きながら何回も現物の確認をしてみたが、ある日、明らかに「鵜」と共に、潜りを繰り返すその鳥に出会った。やはり「鵜」でないことは確認できたが、さて何だろうと興味は広がる。出会う人毎に聞いてみたが、分からない。
そんな中、海岸に行ったとき、ある釣友からアレは「カンムリ・・なにがし?」と云うらしいと知らされた。今日、パソコンの検索から辿って見た。らしき通り、明らかにコレに出会うことができた。その名は、「カンムリカイツブリ」という水鳥と判明した。多くは、湖や川に棲息する鳥らしい。特徴的なのは、春夏秋冬、羽の色が変わるらしく、夏場はもっと茶色が強く冬場は白っぽい。別々の季節に見たら、とても同じには見えない。この鳥を見かけるようになったのは最近であり、夏場には見かけない。見かけない魚(下の写真)が釣れたり、こうした変化が、身近に感じられることが多くなったような気がする。良いか悪いか分からないが、明らかに、自然環境に変化が起きているといって過言ではないだろう。
判ってしまえば、何ぁんだ!、カイツブリか!・・と、私も良く聞く名前だが、現物を確認したのは初めてだ。こんなこと書くと、野鳥の会の方たちに笑われそうだが、少なくとも私の周りの多くの人は知らなかった。明日でも双眼鏡を持って海岸に行き、もう一度良く観察してみたい。
潜る鳥の正体・・分かる
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執筆者:東京湾展望台