1年振りに、角田清志さん、三上昌宏さん、中村英子女史と4人で仁科大浜で遊んできた。
この時期となると大型数釣りが忘れられない角田清志さんからのリクエストで、熱川海岸を予定したのだが、・・・・今年はずっと荒れ気味で、全く釣りになっていない。
8月に入って2度ほど釣行したが、同行の和田さんが大堤防から1尾を釣ったのみである。
更に、この一両日もまだまだ海況は悪いままである。ならば、どこに行こう??
・・ともかく、伊豆一帯は海水浴の方も盛期で、安心して竿を出せないし、様子見しようとチョット車を停めても、高い駐車料金を請求されてしまう。こんなことで、砂浜でここぞと選べる釣り場は少ない。
しかし、何処かを決め打ちしなければならず、選んだのが仁科大浜だった。この仁科大浜だけは他と違って、海水浴場も狭められた一部だけ、客も少なく、9時までは竿を出せる。それに駐車場はタダであるし、清潔なトイレも整っているのだ。また、現在は、幸いにして釣り場は仁科川の河口が左隅になっており、砂浜海岸は結構広い。
とは云うものの、この仁科大浜も最近魚影も薄く、決して良い状態とは言えない。通常であれば、喰う距離は3色以内で、波口にも居る。型は小さめの15?クラスが多いが、数は釣れる。とくに早朝が良く、型も少し大き目が入る。
まあ、何時もの年であればそんな期待が持てるのだが、残念ながら今年は数がまとまらずあまり期待はできない。
午前3時に平塚を出て、5時過ぎ駐車場に着く。早速、待ち合わせた彼らの仲間である三島在住の植田成彦さんとともに海岸へ・・。
海岸右手に入った小生、1投目に18センチクラスが、3色で来た。すぐに隣の中村女史も、サラッと同クラスを波間から引き抜いた。・・・幸先良いスタートであった!!
しかしながら、吾輩は3尾釣った所で後が続かない。やむなく、とぼとぼと左奥の仁科川河口付近にと移動してみた。 ・・・でも、思ったように行かなかった。頑張ってみたものの1尾釣っただけ。・・諦め、皆が揃う海岸中央部に戻った。
ところが戻ってみて驚いた。中村女史と角田清志さんが5尾づつで、互角の勝負をしていた。
隣に立って様子見をしていると、中村女史は3色手前で、角田さんは5色で1ッ点1ッ点と追釣している。
そういう吾輩、たま〜にポツン!と来る程度・・。
ただ、暑い陽射しの中、撥水機能を持ったシャツに当る風が気持ち良い。
時計の針が11時を指す頃、潮も止まったようである。
植田さん、三上さんは、使った道具とのバランスや食わせのコツを掴めないまま貧果で終わったようだが、角田さんは10尾をゆうに超えたよう、中村女史は10尾には届いたろうか?・・歩き廻った吾輩は9尾で、ツを抜くことが出来なかった。
・・・この時期、水温が上がった中でツ抜けたお二人は見事である・・。
今度一緒するときは、道具を少しレベルアップして、釣れる時期を選んで楽しみましょう!!・・そんな言葉を交わし帰路に着いた。
この日、一つだけ期待が膨らむことがあった。今日の型は、例年と違って少しサイズがアップしたように感じる。写真からもそれを感じられる筈!! 今秋10〜11月が楽しみである。
西伊豆 仁科大浜に遊ぶ!
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執筆者:高澤鱚介