長らく書くことをせず、毎度お開き頂いて居る方には大変申し訳なく思って居ます。 書くネタ、釣行はするもののさっぱり釣果には恵まれず、変わったことも無かったためと言うのが本音なのです。 ただ、最近、茅ヶ崎海岸で大当たりが出ていることは承知しているが、行こうとすると雨だったり、風が強かったりで、釣り環境が整わず行きそびれているのだ。 ・・・近々、具体的な場所を確認したいと思って居るので、しばしお待ちいただきたい!! さて、こんな中、工房では幾つかの新アイテム造りが進んでいる。写真にあるのはその一つ。長年頭に描いていた浮き上がるテンビンである。 オモリそのものの浮きを強めた木オモリ(ウッドシンカー)、発泡スチロール製のFPシンカーは既にあるが、これに加え、さらにテンビン自体に浮遊機能を持たせたのがこれである。 まだ実釣体験が少ないが、やっとこれで良し!とするモノが完成したのである。テンビン自体の重さは15gほどで、浮力は約12gである。これに仕掛けの重さやラインの重さが加わるから、決して浮き上がってしまうことは無いが、少しのサビキで浮遊し、魚を誘う??・・・こんなことをイメージして造ったのである。 数回の釣行で感じたことは、精々100メートル以内の釣りだったから、アタリはとても良く感じるし、暴れる魚を操るのに面白さを感じることが出来た。 ただ難点は、咥えたハリが刺さり難い?ように思えるのである。グイグイを感じた時には、少し強く合わせを加えることが必要だった。 30本ほど造ったが、未だ販売目的では無く、趣味的に試したいと言う方があればお使い頂けたらと思う。因みに価格は@800円とさせて頂きます。 興味ある方は、鱚介オリジナル工房のHPの何処かのメールボタンを押して連絡をください。追加記事!! 以前お送りし、使って頂いた新潟の関根太一様から、メールが届きました。参考になればと思い掲載させて頂きました。[先月末に頂いた自立するフロートテンビンですが、ヒラメに(死餌でも)威力を発揮しそうな感じです 変わった形状をしている為、他の釣人の視線が痛い(何をしているんだ?)と言う感じ・・・。散歩中〜元漁師の方は天秤形状を見て、変わった事をしているね。と言いつつ、理解してくれる方も居られた・・・。 細い方のフロートだと、毎年釣れ、当たりが出るであろうポイント(90メーター前後)迄、何とか届く。・・・特有のグングン!と穂先をしめ込む当たりが増幅され、ワクワク出来た。・・ヒラメ専門で狙うと、当たりはあるものの釣り上げる迄には至らない・・。 まだ手探りで使用の段階ですが、使いこなせば面白い釣りが展開できる“自立するフロートテンビン”です。] 新潟県 加茂市 関根 太一