3日に行われた徳島の鱗友サーフ主催の釣り大会に行ってきた。メンバーは、伊藤幸一(車)には、安部彰二さん、前田珠美さん。平岡順司(車)には、和田満雄さんと小生の総勢6人。
2日の午後11時過ぎ、東名中井インターから新東名、新名神、淡路大島経由で夜通し走り、高知の釣友と落ち合う井原釣具店に着いたのが午前6時頃だった。
高知産の生きの良いジャリメを受け取り、明日の大会会場となる鳴門市の里の浦海岸に行く。既に、ミニ大会をやろうと遠方から到着していた北陸の方や、地元鱗友サーフの面々20数名が集まっていた。
ミニ大会会場は明日の大会に支障しないよう、一番北側の通称12番テトラ群前で行われた。
結果は3時間勝負で、1位は100尾台を超えた。・・・かなり魚影は濃いようで、遠投ほど数が付いてくる。10本針にパーフェクトは珍しくない。また、例年より良型が多く混ざった。
・・これならば明日の本番も期待できそうだ!・・。
昼は、何時も必ず行く徳島ラーメンの「いのたにラーメン店」。・・「肉入り中華そば」を食べてきた。(ちなみに帰りがけにも寄って食べてきた!!・・。)
午後は海岸南で、潮が引いて露出した崩れテトラがある砂浜で投げることにした。
小生は午前の釣りで力尽き、皆が釣るのを見学し、時折シャッターを切っていたが、やはり根回りは大きい。ほんの一色で、2連3連と付いてくる。
明日は砂浜さえ出て居れば、ここも会場となるかも知れないが満潮時であれば磯のシモリは沈んで見えないはず。
でも、やはり明日はピンコロを数釣るより、大きいヤツを狙った方が重量は稼げそうだ。
・・明日の釣り場・・、気持ちはここに決まった・・。
夜、徳島駅近くの魚料理店で、鱗友サーフの山村さん、田中さん等の音頭で、有志による前夜祭を開いてくれた。G杯で優勝した方、キャスティング大会で優勝した方、報知名人となった山村さん、ジャパンカップで優勝した伊藤幸一さん等、そうそうたるメンバーである。・・ワイワイと大いに語り杯を重ねたのだった
そして大会当日。午前5時、未だ暗闇の中、受付を済ませ、そして抽選で3人一組が決定していく。・・最終組が33組だから、参加者は99名である。
勝敗は未だ知らぬ同士が組み、3人の合わせた重量で決まる。そして個人賞には重量、数、があり、ともに3位まであった。
・・・そして新設されたのが女性賞。先に言ってしまうが、参加した女性は、同行の前田珠美さんただ一人であり、大会始まって初の女性参加者だと聞いた。
だから、彼女のために設けられた賞なのである。前例踏襲を重んずるクラブとは違い、主催者の応変なフレキシブルさが良く感じられた。そして・・当然、表彰式では彼女に賞が与えられたのだった・・・。
さて、大会だが、湘南からからの参加者は全員、南に20分も歩いた先の良型狙いであった。
確かに居た。小生は1投目一色で20?、2投目にはこの海岸で初めてお目にかかった25センチはあろうジャンボサイズだった。・・でも、すぐに居なくなってしまう。止む無く歩いて、歩いて・・・の釣りとなってしまった。
途中、同行の安倍さんが20センチ超を4連でかけているのに出会ってしまった。昨日ちょっと口にしたサビキ方のコツの効果が出たのか???
小生・・・、移動ごとに釣れる1〜2尾は大きかったが、それはほぼ1時間で喰いは止まてしまった。・・止む無く6〜5色でのピンの連掛け狙いに切り替える。
でも、小生は頑張っても10連は無く、精々8連、7連であった。
10時30分が近づき15分前に終了した。本部まで汗をかきかき戻ったが、皆が手に持つ獲物を見て驚いた。良くもこれほど釣ったのだろう? 審査に持ち込まれる量がすごい。
・・・やがて審査は終わり、賞の発表が・・・。重量トップは11組の2975グラム。2位は5組の2760グラム。換算すると一人が1?を釣っていることになる。小生組はと云えば、残念ながら1145グラムで順位は31位だった。・・・因みに小生は695グラムだったから、後の二人合計より多かったのが、せめてもの自分への慰めだった。
そして、尾数トップは、3時間で150尾を釣った方だった。ベテランの方ならお分かりだが、総量に比べ尾数が多いのは型が小さかったという事・・。
沢山の賞品や抽選が行われ、12時頃には解散した。
その後、鳴門市の例の徳島ラーメンを喰い、鳴門金時と鳴門ワカメを土産に買い、2時頃帰路に・・・。
・・そして高速道路を経て、渋滞にも合わず無難に約600キロの道のりを超え、夕刻7時30分ごろには我が家に帰還した。
このところ、親しい釣り仲間と月一で遠征してきたが、恐らく今年最後となるこの徳島、心に残る素晴らしい釣行だった。同行頂いた釣友、現地でお会いした釣友、お世話頂いた鱗友サーフの釣友、本当にありがとうございました。
徳島へ!
投稿日:
執筆者:高澤鱚介