平塚海岸の小ギスは快調に釣れている。同時に、これを追うヒラメがかなり居そう・・・。 小生が釣ったのは64センチ、2,6キログラムの大物だった。 直ぐ隣で一緒した金子さんは、40センチほどのものを・・。 情報によると、今日、桃浜町から花水川にかけて、ルアーマンが本命として釣ったものを含めて4尾だから、合せて6尾が釣れことになる。 ヒラメは、波口に近いカケ上がりで小ギスを待ち伏せしている。 喰ったのは、ウッドガンで浮き上がらせた小ギスが5点居るのを確認しながら、波に叩かれないように少しラインを緩めた瞬間だった。 ・・はっきりと確認できるほどの大きなヒラメで、海面まで喰い上げるのが見えた。小さなキスはヒラヒラと逃げ散ったが、後にはグイ〜・・と、重くのしかかるような引きが来た。 早朝から、波口付近で小魚が追われ逃げており、その時も、ヒラメがいると嫌だな!キスが散ってしまう!と思っていた矢先だった。 多分、5分間くらいやり取りしただろう。比較的大きな波が来たので勝負をかけ、その波に乗せて渚に運ぶ・・。波が引き、渚の砂にペタリと付いてしまった。・・もう、サオでは引き上げられない。返す波に反転されないように注意しながら、足で蹴り上げたのである。・・幸いにして今日は長靴を履いていた。・・そして直ぐに、ナイフをもって〆たのである。 使用した仕掛けは、ミキイト1.7号 3メートル。エダスは0.8号で、ハリは東京アブミの5号だった。 今日は、昨日の感触を持ったままヒネを釣りたいと勇んで来たのだが、“束”に近い釣果を得たものの、20センチ級のヒネはたったの2尾だけだった。 帰宅後、料理する中にキズ付いた小ギスがかなり居た。状態から、ヒラメの噛み跡だ。 釣っている間も、付いているキスが暴れたり、追い食いがあって、付いている筈のキスが居なくなったり、更には、今まで釣れていた場所で、ふいっとアタリが遠のいてしまう事などがしばしばあった。・・これらの多くは、ヒラメの仕業だと考える。 ここ暫らく、波が穏やかであれば大いにキスが釣れるだろう。同時に、仕掛けを一段丈夫なものに換え、ヒラメ対策も考えておいた方が良さそう・・。 所詮、タイでもヒラメでも、投げ釣りマンにとっては外道の何ものでもないが、時には“嬉しい外道”と、意地を外すのも良いものだ!!