高澤鱚介 Sea Side Blog

投げ釣り研究家

2018年08月28日(火)

下北半島・恐山参拝と精進落とし [楽しい旅]

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恐山 菩提寺

 釣りから離れ、近隣に住む仲間6人で本州最北の地「下北半島」に旅をしてきた。
 8月24日早朝に平塚を出て、東京から東北新幹線で八戸へ、そこから青い森鉄道で野辺地駅経由にて下北駅(むつ市)まで、・・・概ね6時間だった。地図から見る遠さより、意外と時間も掛らず距離も近さを感じる。
 下北駅(むつ市)からは、予約したレンタカーを使っての旅。
 ルート順に書こうと思うが、一つ一つの記憶はカメラに任せることに・・。また、長〜くなってしまったが、良かったら最後までお読みいただきたい!
 
 先ずは、大久保さんの運転による車が向かったのは、むつ市の田名部にある「恐山菩提寺の本坊」である「円通寺」。ここで、恐山に入るためのご挨拶を済ませる・・・。

 近くに来たのだからちょっと寄って見ようか!と訪ねたのは、陸奥湾(芦崎湾)の海上自衛隊大湊基地の歴史館「北洋館」だった。大正時代に造られた石造りの建物で、ここには帝国海軍時代からの歴史的資料が多数展示されていた。
 しばし見学し、すぐ近くの「安渡館」にて軽く昼食を済ませる。・・・・・「下北牛のシチュウ」、「クロワッサン」は実に旨かった!!
 車は、「大間崎」経由で「恐山」に向かう。途中で寄った「大間の漁港」、意外や!地方にある普通の小規模な漁港で、船も決して大型とは云えずイカ専用船に混じってマグロ専用船が並んでいた。・・・この小さな船で、冬の荒海と戦いながらマグロと格闘するのかと思うとぞっとする!
 少し沖合に浮かぶ「大間崎灯台(弁天島)」がとても印象的だった。


 雨の少し降る中、車は里から山道に入り、鬱蒼と茂った杉林を超え、やがて見えてきたのは「宇曾利湖」だった。
 「三途の川」手前の門番(奪衣婆、懸衣翁の石像)に挨拶し、正津川(三途の川)を渡って、目的地の「霊場・恐山」に入る。
 ・・・ 硫黄の臭さが鼻を衝く!! 山門前の駐車場に入り「菩提寺宿坊:吉祥閣」に入る手続きを済ませる。・・ここに泊まるには半年前に予約が必要で、同行の地元「田名部」出身である藤元さんが手配してくれていた。

 山門を入ると、手前に「菩提寺前門」、奥に「菩提寺」が見え、それを囲むように奇岩や荒れた地肌が見え隠れし、そこからは硫黄臭い湯けむりが地を這っていた。左側一帯が、地獄の「賽の河原」と言うのでろう、冬の厳しい情景を思い浮かべるのだった。

 宿坊「吉祥閣」は未だ新しい建屋であったが、冷房(クーラー)は無い。風呂は広いが、兎も角、匂いのキツイ硫黄泉で体は洗えない。出る時はシャワーで落とさねばならない。・・・あまり好きでは無い温泉、さっと浸かって退散してきた!
 
 夕食は食堂で・・。広く200人もが入れると言う大広間だ。出された料理は一汁一菜とは云わないが、栄養に気遣った心のこもった一汁三菜の和食だった。これは実に美味く、修行僧として、もしこれが常食なら、小生も一度は経験して見たくなった・・。
 ただ、食前、食後に、食べられることへの感謝を込めて、坊さんの声に合わせて合唱しなくてはならない。・・・朝飯も全く同じ・・。箸は、夕食で使ったものを朝にも使い、その後は土産として持ち帰る。

 食事後、部屋に戻り、皆で持ち込んだ酒や肴でお喋りもしたが、早朝からの旅の疲れもありさっさと早寝した。・・・だが、正直言って、硫黄臭さ、室温の高さなどから何度も起こされ、決して熟睡出来なかった。・・これは普段の「贅沢な生活の乱れ」に対する「罰」だったのかもしれない!


 25日は、午前6時から菩提寺本堂で行なわれるご祈祷に参加した。・・・

 食事後、いよいよ「恐山の地獄めぐりである・・。硫黄臭さに包まれた「賽の河原」の中を、石地蔵や塔婆、仏堂や三角に積まれた石塔婆、風車などを辿り、最後は宇曾利湖の「浄土ヶ浜」へ。そこには東北大震災で亡くなられた方々に向けた大きな石仏が建てられていた。 皆で合掌する・・。

 ・・約1時間の散策だったが、それらは写真に・・・。


 今日のドライバーは日下部さん。・・昼は、昨日通り過ぎた津軽湾側に位置する「大間崎」に「マグロ」を食べに行くことに・・。
 ここぞ!と入った店は「大間んぞく」と言う地元の魚介類を提供する、庶民的な定食屋だった。美味しいマグロは築地に行ってしまい大間には残らないと聞いた。だが、そんなことは無い。懐さえ豊かであれば、幾らでも贅沢は出来そうである。でも、我々が選んだのは、ごく庶民的な「ぶつ切りマグロ定食」と「マグロの唐揚げ」だった。 実に旨く、女将が特別ですよ!!と出してくれた日本酒「楽器正宗」(福島産)が、それを更に引き立ててくれたのだった。

 腹一杯にして、車は陸奥湾側に位置する「佐井村」に向かう。ここは豊かな産物が獲れる漁村である。村中の地産マーケットに寄り海産物土産を購入。ウニを始め魚や海藻類が沢山あった。

 宿は「民宿みのや」さん。経営者は、地元育ちの藤元さんの高校時代の友人だと言う。風呂を出て、未だ夕飯には早いが、5時には席に着く。・・・沢山の美味しそうな民宿料理が並んだ中、夕食が始まった。 お酒もドンと一升瓶が・・。

 だが小生、昼の食事量が多かったのか、喉を通らない。・・旨そうなカレイの煮つけ、マグロ、ブリ、イカなどの刺身、ウニのそぼろ煮、ホタテ、サザエ、焼きイカ、カズノコ、トマトやナスの煮つけ等々、実に沢山!! ・・・残すことも出来ず、ゆっくりと時間を掛けて味わった。

 翌朝26日、最終日は朝食後、佐井村の外れにある「仏が浦」に観光船で海上から見る計画だったが、生憎海が荒れ船は出ない。ならば、岸辺の展望台からと云うことで、この日は小生の運転でそこに向かった。
 狭い道、上下の山坂を通り、途中、沢山の「子連れ猿軍団」と出会いながら展望台に着いた。
 遠くから見える奇岩、確かにまるで仏様が何体も並んだ姿に見える。かなり広範囲に広がった石柱群で、海から近寄ったらさぞ素晴らしいだろう!!

 ここからUターン。佐井村を通り過ぎ、昨日来た道を引き返す。

 最後に、むつ市内の「田名部神社」、「常念寺」に寄ってみた。どちらも大きく立派で、地元民の信仰心の強さを感じる。・・が、一方田名部神社を囲む街区は「神社横町」と言い、小さな飲み屋が連なっており、そっちの方もお盛んなことを感じるのだった!!

 少し早目にレンタル車を返却し、下北駅を離れ「八戸」に向かった。・・八戸市街地は、新幹線や北の森鉄道が着く八戸駅から、約3キロくらい離れている。

 この本市街地には、誰も、これまで行ったことが無いと言う。兎も角、行って見よう!! ・・・タクシーに乗り、案内されたのが、八戸一番の飲み屋街と云われる「みろく横丁」だった。
 3番街と6番街の道を横につなげて造った、一軒一軒が出店風に連担して造られた飲み屋街であった。ゴミも無く、良く整理整頓された清潔感のある飲み屋街であった・・。

 たまたま入った店は小奇麗で、少し品のある女将の声に誘われたのである。そこで、タコの白子、ホヤの刺身、ホタテ桜肉など、珍しいモノばかりを食べながら、吾輩一人は、アルコールが弱めの「トマトサワー」で満足した!!

 楽しい旅だった。

 計画は全て藤元さんに任せてしまい申し訳なかったが、仲間6人(片野さん、日下部さん、寺山さん、大久保さん、藤元さん、小生)は、お互がお互いを察し合える年代層、気が置けないとても良い旅だった。

 皆さんに感謝しながら、この稚拙なまとめも終わることにした。 後は、写真を見頂ければ幸いです・・・・・!!

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青い森鉄道車内から陸奥湾が見えてきた

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下北駅


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本州最北に来た!

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これが下北駅舎


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北洋館

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石造りの館


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玄関

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館内展示物


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名物の海軍カレー

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下北牛のシチュー


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菩提寺本坊円通寺

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象徴的な老松


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三途の川の「奪衣婆」

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三途の川の「懸衣翁」


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三途の川の番人

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由緒書き


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宿坊の夕飯

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宿坊の朝飯


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菩提寺前門

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菩提寺前門の風車


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中の院

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薬師の湯


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火は使ってはいけません


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風神?

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雷神?


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壺中の少年を助ける

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壺が割られて救出!


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大塔婆

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地獄散策


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東北大地震慰霊塔

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裏には手形が・・

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宇曾利湖・浄土ヶ浜


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賽の河原

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田名部神社鳥居

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田名部神社


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神社横丁飲み屋の看板

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神社横丁の一角

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常念寺山門

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常念寺

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山門の仁王像

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大間のマグロ船

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マグロの揚場


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大間んぞく 店内

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記念に!


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大間漁港

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大間崎灯台 弁天島


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民宿みやの 夕食

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女将さん


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乾杯!!

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朝飯


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仏が浦展望台にて

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ここが仏が浦


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旅も終盤

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みろく横丁

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ここに入って!

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群馬、石川からの客も!


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Posted by 高澤鱚介 at 15時48分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2018年08月02日(木)

磯・投げ情報誌・・廃刊!! [思い・雑感・・あるまま]

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創刊号と最終号です

 我々、投げ釣りマンにとって長く愛読されていた「磯・投げ情報」誌の出版元である「海悠出版株式会社」が、破産申請手続き(事実上の倒産)に入ったと報じられている。

東京商工リサーチの報道は、
(株)海悠出版(TSR企業コード:296469319、法人番号:1010001075691、文京区湯島2−9−10、設立平成4年10月、資本金1000万円、福田千足社長)は7月25日までに事業を停止。事後を高島誠弁護士(アクセスライツ法律事務所、渋谷区恵比寿南2−6−14、電話03−6451−2800)に一任し、破産申請の準備に入った。
 負債は現在調査中。・・とあり、

また、帝国データバンクもこう報じている。
 当社は、1992年(平成4年)10月に設立された釣り雑誌出版業者。磯釣りや投げ釣り、堤防釣りまでの海釣り情報をまとめた月刊誌『磯・投げ情報』を発行するほか、ムック本『磯釣り秘伝』『釣り場ガイド』『友釣り秘伝』などのシリーズものや、電子書籍、DVDの編集・販売もおこなっていた。釣りファンの支持を得てコンスタントに出版物を発行できた2008年9月期には年売上高約2億5000万円を計上していた。
 しかし、東日本大震災の発生により、ポイントの多い東北地方での取材が一時困難となったことで刊行物の発刊が滞ったほか、同地域を中心とした釣り需要の縮小などから業容が徐々に低迷。紙やインク等の原材料費や印刷外注費が高値で推移したことで収益も悪化し、人件費などの固定費削減に努めていた。釣り具メーカーからの広告費収入も減少するなかで、業況の回復が困難となったことから、今回の事態となった。

 小生は、この海悠出版とは縁が深い。前身は大陸書房と言う出版社の「磯・投げ・堤防」であったが、この会社も、この度と同じように時代の波に漏れず倒産。その後、同社に勤務していた記者達が新たに起業したのが「海悠出版」である。
 
 この「海悠出版=磯・投げ情報」との付き合いは創刊当初からだった。今、これが無くなってしまうのは何ともさびしいが、厳しい現実を受け入れざるを得ないのだろう。
 
 でも・・・というか、単なる噂では無く、正しい筋からの情報を知った。
 今出されている釣本の多くはルアー中心だが、従来からのオーソドックスな釣りを中心とした「磯・投げ情報」の中身は、今でも可なり人気があるのだと言う。
 悪化の原因は「広告収入が減り、製作費の高騰にあった」と言い、これら等が改善すれば十分成り立つだろうと、既に何社かが目を向け、再開に向けた動きがあると言う。
 
 勿論、これまでと同じようには行くまいが、投げ釣り、磯釣りを中身としたポピュラーな情報誌として、もう一度復刊れることを期待して止まない。


Posted by 高澤鱚介 at 16時05分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2018年07月29日(日)

アオギス・・ヒット&リリース!! [投げ釣り釣行記]

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角田清志さんのアオギス25p!!

 いきなりだが、表題に、”ヒット&リリース”と書いた。・・が、これは小生が決して好む言葉でも、行為でもない。
 一つだけ言えるのは、アオギスは水産庁編集「日本の希少な野生水生生物に関するデータブック」で「絶滅危惧種」の1種にあげられており、保護の立場から、これを実践したまでのことである。

 さて、こう言ってしまったのだから、もう、お分かりだと思う。・・・九州への遠征釣行、目的の一つでもあった3年振りの「再びアオギスに面会!」は、無事達成できました。

 仲間は和田、角田、小生の3人組。案内は、福岡県行橋市に住む黒木福蔵さん。北九州往復は飛行機、宿泊は行橋市内のビジネスホテル、現地での送り迎えと釣行は、黒木さんの愛車であった。

 アオギス釣り場を詳しくは言えないが、行橋市の周防灘を望む干潟のある遠浅海岸。3年前、同行の和田さんが30cmオーバー、小生が23p、角田君が20pをゲットした某海岸である。

 到着したその日、午後は干潮のため釣り場一面は干潟となっており、所々に川状の水脈(溝筋=みおすじ)が見えていた。潮の干満時に、アオギスは3〜2色のこの溝筋にそって行き来する。これは、沖縄のホシギスも同じである。

 竿は出せなくも、良い観察が出来た。明日は大分の佐伯市方面に釣行するので、最終日の朝、ここに来よう!!
 ・・そんなことで溝筋ポイントを頭に焼き付け、ド暑いこの日を終えることにした。

 そして2日後、午前6時過ぎに再びこの釣り場に来た・・。潮は満ち、干潮時に見えていた干潟は一面海である。最初は皆4〜5色を探ったが、来るのは18〜20p級のシロギスばかりだった。

 暫くしたころ、3色手前を探っていた和田さんにいきなり来た!! ・・・アタリの感じから直ぐにアオギスと分かったと言う。・・・25センチの初物であった。
 
 皆、急に静かになった!! 近いポイント、頭の隅に焼きついた溝筋を思い出しながら、そのポイントを定め狙う静かな釣りとなったのだ。

 そして小生にも2色を切った辺りで、ガガッツっと来た!! 型は23p・・。3年前と変わらない大きさが寂しかったが、だが、明らかにアオギスのアタリと確信できたのが何とも嬉しかった!!

 さらに、20分後位だった。・・・来ましたよ!!っと、角田君のドスを利かした声が!!
 ・・横走りするそれを上げると、紛れもない大きなアオギスだ!! 急ぎ測ると、これも和田さんと同じサイズの25センチの大物だった。
 
 3人が釣れた時間は、ほんの1時間以内の出来事だったと思う。潮の流れなどから、僅かしか無いチャンスの中での釣果であった。

 「それにしても湘南から来た名人と言えど、幻と言えるアオギスを3人が1尾づつ、漏れなくゲットしたことは、奇跡かも知れないね〜。」・・近くで 少し遠目に投げ5連6連とシロギスを釣っていた案内人黒木さん、様子を見に来られていた友人の平松さんは、この現実を評し、こう言ってくれたのである!!
 
 最後に・・、アオギスを釣った3人、釣られてしまった3尾のアオギスは、それぞれ急ぎ写真に収め、計量し、そっと海に放された。
 ・・・多分、又、訪れるであろう何時か、その時には30センチオーバーの巨ギスとなって迎えてくれるに違いない!!

 今回の釣行は、大ギスの連釣りは水温上昇の影響で叶わなかったが、それでも18〜23センチクラスが可なり釣れ、皆、十分に満足できた。さらに、何度も言ってしまうが、3人が共にアオギスをゲットをしたことを上乗せすれば、満足度は十二分だったと言えよう・・。
 
 今回は3日間とも、正に熱帯地獄下での釣りとなってしまったが、これを支えてくれたのが、現地案内を頂いた黒木さん、釣り終わりにこれで汗を拭きなさい!と言って、凍ったような冷たいタオルを用意してくれた奥さんの気遣いがあったればこそである。
 3人からの感謝の意を伝えます。本当にありがとうございました!!

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アオギスの棲む干潟 左側

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正面 砂州にはシラサギが!!


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右側

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更にその右側

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溝筋が見える


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2色内の溝筋

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和田さん25センチのアオギス

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鱚介さん小さいのが!


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アオギス

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アオギスの顔つき


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黄色い腹ヒレが特徴

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角田君のアオギス


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リリースを!

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元気で、バイバイ!


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松原前の静かな釣り場

シロギスを狙って!! 
 今回の九州遠征、廻ったシロギス釣り場は大分県の佐伯市にある静かな海岸を中心に回った。26日早朝、最初に行ったのは佐伯市蒲江町の波当津海水浴場。ここは一見、北陸の気比の松原海岸を少しスモールダウンしたような静かな海岸だ。
 水温が高いらしく、数尾で終わったが、盛期は中型主体の束釣りが出来ると言う。


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波当津海岸

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 〃


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左側の小堤から

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葛原浦海岸を望む

 更に、佐伯市の蒲江葛原浦海岸と小堤防、元猿海水浴場を廻った。小堤では、角田君がが頑張って23p級を数尾、元猿では、全員が10数尾、18〜20pをゲットした。また、アオギスを釣った海岸では黒木さんが、5連のパーフェクトを数回見せてくれた。

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角田君26p(今回最長)

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和田さんの22センチ


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どうでしょう!

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又も来ました大物が!


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元猿海水浴場

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〃右側


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黒木さん頑張ってました

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この日の釣果です


            スナップ写真で紹介!!

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黒木さんの5連!

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黒木さんの4連です

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潮が満ちたアオギス」釣り場


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 〃


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プロフィール

高澤鱚介

高澤鱚介 (本名:高見澤 佑介)
 1941年東京に生まれ神奈川県の相模湾に面した二宮町に育つ。少年時代に竹サオに木リールでシロギス釣りの基本を覚え、以来、変遷する最先端の投げ釣り界で過ごす。「高澤鱚介」の名で長らく釣り誌等に執筆、NHK・TV等の釣り番組にも出演。昔日のオリムピック釣具のテスターとして、また、全国の釣り場環境保全に取り組むNPO法人イエローガイズ専務理事として長年に渡り活躍。現在、公益財団法人神奈川県栽培漁業協会の評議委員、全国釣り団体協議会の公認フィッシングマスター。さらに、釣り団体が主催する釣り行事や各地で開かれる釣りクラブの懇親会等に参加するなど、シロギスを求め全国を行脚中。同時に、近時は船のシロギス、カワハギ釣りにも挑戦中。一方、本物の釣り道具を伝承すべく「鱚介オリジナル工房」を主宰、鱚介テンビン「真打ち」や、ウッドシンカー「SMABS」、多連仕掛け巻き、オリジナル竿立て等々の名品を手がける。(神奈川県平塚市在住)

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徳島鱗友杯に参加!!

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「竹シンカー」造り人 判明!!

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下北半島・恐山参拝と精進落とし

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