高澤鱚介 Sea Side Blog

投げ釣り研究家

2017年03月20日(月)

半ぶらテンビンオモリのこと・・ [思い・雑感・・あるまま]

画像(180x135)・拡大画像(480x360)

半ぶら用ウッドガン(単ガン)

 日々、海況情報で海水温を見ているが、ずっと14℃台のままである。これでは竿を出す気にはならない。
 14℃が15℃台に、さらに16℃となればキスは顔を出してくれる筈だ! ・・・もう少しの我慢を強いられそうである・・。

 こんな時、釣り仲間は何しているのだろう? 聞くところ、パチンコ、テレビ、酒???等など、あまり体には良くない過ごし方かも・・・。せめて、シーズンインに向けた道具の手入れや仕掛け造りなどをしたらどうだろう。・・・余計なことだが、どうもお互い気になることだから!!

 そうした趣味を持たない小生、やらねばならないことが沢山ある。特に、シーズンを迎えるにあたって、鱚介工房での準備作業がある。用意すべきものをしていないと、後々、自らの釣行に支障をきたすことになるからだ・・。

 そんなことで、今はラジオを聴きながら、今年きっと流行るであろう「半ぶらテンビンオモリ」を造りつつある。
 「半ぶら」は二つの部分を組み合わせて造るが、先ずはオモリを造らねばならない。今、造っているのは、富士のデルナーの白いキャップを外し、ウッドを被せた単ガンの「ウッドガン」である。

 他と異なるのは、半ぶら用は「丸目」の下部分に長めの足を付けなければならないことだ。
 ・・・ウッドキャップの上にカップワッシャーを被せ、足となるWスリーブを差し込みカシめる。 針金を切り揃えてから「クルックリン具」を用いて丸目を造る。この時、テンビンと接合する丸目を、スムーズに動くように小さくつぶしハンダ付けする。
 最後は、油性のウレタンニスを二度塗りし仕上げるのである。

 今日は、25号、27号、30号を各20本づつ仕上げることが出来た。
・・・良く乾いたら、あとは注文に応じて色々好みに応じて「テンビン」を造り込んでいけば完成するが、一番に気を使うことは手順である。半ぶらとなる「収縮ゴムの嵌め」であるが、ここは2重構造となり気を使う部分である。


 
 話しは変わる・・・。
 
 今年の冬は、タングステンのシンカーを半ぶらにしてほしいと云った注文がかなりあった。
 どんなオモリでも半ぶら化は可能だが、気になって居るのが景山産業製の「タングステン・シンカー(TG-18)」である。

 レアーアースとして貴重なタングステンは高価であり、これを素材としてオモリに加工製造することは技術的にも難しいと聞く。また、採算も取れにくいため、景山産業では既に生産中止をしてしまったようで、今、店頭にあるのは売れ残った30号以上の重いヤツだけである。(ようだ?)

 小生は、幾つかあるタングステンシンカーの中で、一番の優れものはこの「TG-18」だと思って居る。そのままであったり、加工したりして大事に使っている。
 この「TG-18」をお持ちの方、シンカー本体部があれば、何度でも改造し痞えるので、是非、大事にしてほしい。 改造のお手伝いは何時でも、工房でお受けしたいと思っているのでご相談を・・。

 なお、この「TG−18」については全種、鱚介工房の材料として在庫していることをお伝えしておきたい。

Posted by 高澤鱚介 at 17時29分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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プロフィール

高澤鱚介

高澤鱚介 (本名:高見澤 佑介)
 1941年東京に生まれ神奈川県の相模湾に面した二宮町に育つ。少年時代に竹サオに木リールでシロギス釣りの基本を覚え、以来、変遷する最先端の投げ釣り界で過ごす。「高澤鱚介」の名で長らく釣り誌等に執筆、NHK・TV等の釣り番組にも出演。昔日のオリムピック釣具のテスターとして、また、全国の釣り場環境保全に取り組むNPO法人イエローガイズ専務理事として長年に渡り活躍。現在、公益財団法人神奈川県栽培漁業協会の評議委員、全国釣り団体協議会の公認フィッシングマスター。さらに、釣り団体が主催する釣り行事や各地で開かれる釣りクラブの懇親会等に参加するなど、シロギスを求め全国を行脚中。同時に、近時は船のシロギス、カワハギ釣りにも挑戦中。一方、本物の釣り道具を伝承すべく「鱚介オリジナル工房」を主宰、鱚介テンビン「真打ち」や、ウッドシンカー「SMABS」、多連仕掛け巻き、オリジナル竿立て等々の名品を手がける。(神奈川県平塚市在住)

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マダ、釣れている!!

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